カブス鈴木誠也 5試合ぶりスタメン復帰 あと1本でサイクルの3安打「やってやるぜ。それだけ」

2023年08月10日 12:24

野球

カブス鈴木誠也 5試合ぶりスタメン復帰 あと1本でサイクルの3安打「やってやるぜ。それだけ」
<メッツ・カブス>2回1死から右中間三塁打を放つカブス・鈴木(AP) Photo By AP
 カブスの鈴木誠也外野手(28)が9日(日本時間10日)、敵地ニューヨークでのメッツ戦で「6番・右翼」で5試合ぶりにスタメン復帰。9回に中越えソロを放つなど4打数3安打1打点で7試合ぶりのマルチ安打をマークした。チームは3―4で敗れた。
 2回1死の第1打席、メッツの先発左腕ピーターソンの初球の外角直球を右中間にはじき返す三塁打。直後のパスボールで先制のホームを踏んだ。これで勢いを得ると、4回2死の第2打席目も初球を叩いて左前打。6回2死の第3打席は二ゴロに終わったが、9回無死の第4打席は高めの直球をバックスクリーン左に10号ソロを放った。打撃不振で8月に入ってベンチスタートが増え、ここ4試合連続でスタメン落ちが続いていた鈴木だが、5試合ぶりに先発復帰し、“あわやサイクルヒット”の3安打と結果を残した。

 これで通算成績は92試合で342打数87安打、打率・254、38打点、10本塁打、5盗塁となった。試合後の鈴木との一問一答は以下の通り。

 ――最初に3塁打を打った時には感情が出ていたが。
 「やってやるぜって、それだけです」

 ――チームは惜しい負け。
 「チームもやってやるぜっていう気持ちだと思います」

 ――昨日、今日とスタジアムを訪れた内川聖一さんと久々に会って話したことはプラスになったか。
 「気分転換と言いますか、すごく気分が楽になったと言いますか。日本の時からそうですけど、あまりよくなかった理由がわからなくなった時とかは結構、内川さんに相談していた。久しぶりに自分のバッティング練習を見てもらっての感想だったりを聞けたんで、すごく感覚的に戻ってきたなっていうのはありますね」

 ――話の内容は。
 「リラックスしていけっていう感じですかね、ざっくり言うと」

 ――自分の考えたことと一致したということか。
 「一致っていうより、やっぱりちょっと力みが強くて、強く振ろう、強く振ろうっていうことしか思っていなかったので、少し考え方が変わったかなっていうことです」(

 ニューヨーク・杉浦大介通信員)

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