巨人・原監督 中田翔の痛恨ミスに「生涯しないでしょう。そういうミス。ねえ」

2023年08月10日 22:08

野球

巨人・原監督 中田翔の痛恨ミスに「生涯しないでしょう。そういうミス。ねえ」
<巨・神> 7回無死一、三塁、中田は戸郷からのけん制球を捕球できず適時失策となる(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人2―5阪神 ( 2023年8月10日    東京D )】 巨人の中田翔内野手(34)が阪神戦(東京D)で「6番・一塁」に入り、7月27日の阪神戦(甲子園)以来12試合ぶりのスタメン復帰。4打数無安打2三振に終わるとともに一塁守備で痛恨の適時失策を犯し、チームは逆転負けを喫した。
 巨人は3回、吉川の併殺打の間に1点もぎ取って先制。だが、その後は追加点を奪えず、1―0のまま迎えた7回だった。

 6回まで4安打無失点と好投を続けていた戸郷が先頭・ノイジーに右中間フェンス直撃の二塁打を打たれると、続く梅野の打球は高くバウンドして戸郷の前へ。これを捕球して素早く三塁へ送球した戸郷だったが、送球が少し逸れて野選となり、無死一、三塁とピンチを広げた。

 そして、続く打者・木浪の時だった。戸郷の一塁けん制球を名手・中田翔が捕球ミス。三走・島田(ノイジーの代走)に本塁生還を許して1―1の同点となった。

 木浪、才木は連続三振。2死までこぎ着けたが、近本に投じたこの試合の129球目、内角高め149キロ直球を右翼スタンドへ運ばれた。近本は6号2ラン。戸郷はここで降板となった。

 試合後、このけん制のシーンについて聞かれた原辰徳監督(65)は「生涯しないでしょう。そういうミス。ねえ」とコメント。

 中田翔を12試合ぶりにスタメン起用したことについては「きのうも非常にいい一本を打ってくれているというところもあるしね。なんとか攻撃中心にというふうななかでいったということですね」と話していた。

 中田翔は6日の広島戦(マツダ)で相手4番手右腕・河野から代打で12号3ラン。NPB史上45人目で、平成生まれ初となる通算300本塁打を達成し、前日9日の阪神戦(東京D)では0―1で迎えた7回に一度は逆転となる13号2ランを桐敷から代打で放っていた。

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