CS進出圏内死守へ、カギを握る男・ポランコ「僕が打点を挙げれば、勝てる可能性も高くなる」

2023年09月16日 08:00

野球

CS進出圏内死守へ、カギを握る男・ポランコ「僕が打点を挙げれば、勝てる可能性も高くなる」
ロッテ・ポランコ Photo By スポニチ
 パ・リーグ2位のロッテは16日からベルーナドームで西武と3連戦に臨む。3位ソフトバンクと1ゲーム差、4位の楽天にも3・5ゲーム差と迫られ、負けられない戦いが続く中で打線のキーマンとなるのがグレゴリー・ポランコ外野手(32)だ。23本塁打でパ・リーグトップタイに立つ長距離砲は14日に32歳の誕生日を迎え、決意も新た。チームの勝利のため、残り20試合を全力で駆け抜ける。
 ――14日に誕生日を迎えた。32歳はどんな1年に。

 「健康な1年を過ごしたい。健康だったら、何でもできるし、32歳は、大好きな野球を続けて、良いシーズンを過ごしたいなと思ってます」

 ――23本塁打とパ・リーグトップに並んでいるが、もし、打撃部門でタイトルが取れるとしたら、ほしいのは本塁打、打点、打率?

 「その中だったら打点のタイトルかな。僕が打点を挙げれば、チームが勝てる可能性も高くなるし、その3つのどのタイトルも野球選手にとっては、これ以上ないものだけど、打点が1番、チームへの貢献度が高いと思うので」

 ――春先、調子が上がらなかった時期に取り組んでいたことは。

 「シーズン始まった当初は、メンタルというよりも、フォームの改造をしていた。セ・リーグからパ・リーグに来て、パ・リーグの投手は真っすぐが速いので。打撃コーチの方たちにフォームを修正をしてもらいました」

 ――良くなる前提での改造だったと思うが、不安はなかったか。

 「シーズンは長いですし、心配になることはなかったですけども、少し迷った感じがあって、何が起こっているのか自分でも分からなかった。そんな時に福浦ヘッドと村田コーチが“もっと足を使った方がいいんじゃないか”と助言をくれて、ビデオを見ながら自分も一緒に取り組んで、修正していきました」

 ――自分の支えになったのは。

 「日本では基本的に外国人に対して、あまり関わってくることはないと思うんですけども、僕の今いるチームのチームメイトは、コーチも含めて、みんな心配というか、みんなが気にかけてくれて、とても助けてくれました」

 ――マリーンズはファンの応援も凄い。

 「最初のころは打点がなかなか挙げられず、その中でも応援してくれて。期待もたくさんしてくれたと思います。毎日球場に来ると 彼らの応援でエネルギーをもらってますし、ファンの人には本当に感謝したい」

 ――自身の応援歌を気に入っているとか。
「本当に好きな歌ですし、家族もみんな大好きで、家に帰っても思い出します」

 ――16日から西武戦。あまり相性が良くないが。

 「西武でも、相手がどこであっても基本的に同じような攻め方をされているので、特に数字がよくない理由は分からない。逆に楽天戦で調子が良い理由も分からないので、変わらず、しっかり準備して臨みたい」

おすすめテーマ

2023年09月16日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム