オリ・由伸 2回に安打…連続無安打12回でストップ NPB史上初の2戦連続ノーノーの夢途絶える

2023年09月16日 14:13

野球

オリ・由伸 2回に安打…連続無安打12回でストップ NPB史上初の2戦連続ノーノーの夢途絶える
<オ・楽>オリックス先発の山本(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   オリックスー楽天 ( 2023年9月16日    京セラD )】 前回9日のロッテ戦で無安打無得点試合を達成したオリックス・山本由伸投手(25)が、13イニングぶりの安打を許した。
 初回を3者凡退に抑えて迎えた2回先頭で浅村に、フルカウントからの6球目、152キロ外角直球を右前打を許した。これが2日の日本ハム戦で5回先頭の松本に遊撃への内野安打を許して以来の安打で、連続無安打が12イニングで止まった。

 由伸ならば…として、期待されたのが、2戦連続ノーヒットノーラン。MLBでも1938年にレッズのジョニー・バンダーミーアが達成した一例のみで、実現すれば日本初の大記録だったが、夢は途絶えてしまった。

 9日のロッテ戦では、102球を投じ四死球1つずつで自身2度目、プロ野球で100度目の無安打無得点試合を達成。1941年の亀田忠(黒鷲)以来82年ぶり、2リーグ制後では初の2年連続達成で、現地視察したヤンキースのブライアン・キャッシュマンGM(56)らへのアピールにも成功していた。今オフは、ポスティング・システムでのメジャー挑戦が有力視されている。

 この日は初めて森とバッテリーを組む一戦となった。今季の登板20試合は全て若月とのバッテリーだったが、若月が発熱による体調不良を発症し、特例2023の対象選手として出場選手登録を抹消された。森とは2月14日の紅白戦でバッテリーを組んだ経験はあるものの、公式戦では初。初回に最速157キロを計測するなど、立ち上がりは切れのある直球を中心に押した。

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