侍ジャパン次期監督問題 再登板の可能性に栗山氏「それは考えなくていい」

2023年09月16日 14:33

野球

侍ジャパン次期監督問題 再登板の可能性に栗山氏「それは考えなくていい」
ヌートバーの広告の前で話す栗山氏 Photo By スポニチ
 3月のWBCで侍ジャパンを3度目の世界一に導いた侍ジャパン前監督の栗山英樹氏(62)が16日、次期侍ジャパン監督への再登板を否定した。再登板を望む声が挙がっていることに「そう言ってもらえるのは幸せなことだし、ありがたいことだけども、一度次の世代がやるべきだと思って、そういう話をしたので」と説明。再登板について「(次期監督が)なかなか決まらないのでそういう声が出てくるのかもしれないけど、僕の方は別のことをやらなければいけないと思っている。それ(再登板)は考えなくていいと思う」と明確に否定した。
 侍ジャパンの次期監督は、栗山氏の退任後に8月を目処に選任作業を進めていたが、ここまで難航。11月のアジアプロ野球チャンピオンシップも迫る中、混迷する現状について「(侍ジャパンは監督を)早く決めて次に向かいたい。日本野球の大事なところなので」と前任者として早期の決定を望んだ。

 この日、栗山氏は千葉市のイオンモール幕張新都心で行われた厚生労働省の健康促進普及月間イベントにスペシャルアンバサダーとして出席。モール内をウォーキングして、メガネショップ「Zoff」で侍ジャパンのヌートバー(カージナルス)の広告と並んでポーズを取るなど来場者と触れ合った。自身の今後については「野球界に恩返しするため自分が何をすべきか考えていく。焦らず方向性を出しながら、やるべきことをやりたい」と話した。

おすすめテーマ

2023年09月16日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム