オリ まさか…前回ノーノー由伸「悔しい」3年ぶり9月敗戦 最短優勝20日に後退 どうなる本拠地胴上げ

2023年09月16日 17:22

野球

オリ まさか…前回ノーノー由伸「悔しい」3年ぶり9月敗戦 最短優勝20日に後退 どうなる本拠地胴上げ
<オ・楽>5回無死一塁、小郷に右犠飛を許し。3点目を失う山本(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   オリックス1-3楽天 ( 2023年9月16日    京セラD )】 優勝マジック「7」で迎えたオリックスが、16日の楽天戦に敗れた。エース・山本由伸投手(25)が先発。試合前まで、42回連続自責点なし、と絶好調エースを擁したが、まさかの黒星となった。
 前回9日のロッテ戦で無安打無得点試合を達成した山本だったが、この日は2回先頭の浅村に右前に運ばれて13イニングぶりの安打を許すと、1―0の3回には浅村、岡島の連続適時打で勝ち越しを許した。失点は8月16日のソフトバンク戦以来27イニングぶりで、ちょうど1カ月ぶりの失点。自責は7月25日のソフトバンク戦以来45イニングぶりとなった。

 援護したい打線も、楽天先発の岸の前に、6回まで1得点のみ。一方、5回には中川圭の失策が失点に結びつくなど、攻守の歯車がかみ合わなかった。

 若月が発熱による体調不良を発症し、特例2023の対象選手として出場選手登録を抹消されたことで、山本は公式戦で初めて森とバッテリーを組んだが、7回3失点(自責2)で6敗目を喫した。3三振、2四球と楽天打線に苦しめられた。9月は20年から自身13連勝中だったが、ついにストップした。

 山本は「ランナーを許してしまうイニングも多く、苦しい投球になってしまいました。3回は先制点を取った直後のイニングでしたし、逆転を許してしまったことが悔しいです」と唇をかんだ。

 この日はデーゲームでロッテが快勝したため、マジック「7」は変わらず。そのため、最短優勝は20日のロッテ戦に後退した。オリックスは本拠地での試合は20日まで。2日間の休養を経て、23日のソフトバンク戦はペイペイドームで行われる。ここ2年間は、本拠地のファンの前で胴上げできていない(21年は試合のない日で、無観客の中、京セラドームで胴上げ)が、どうなるか。

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