亀山つとむ氏 日本シリーズは「第7戦まで行くと思う」その理由とは…

2023年11月03日 17:42

野球

亀山つとむ氏 日本シリーズは「第7戦まで行くと思う」その理由とは…
神戸市内の小学校で開かれた少年少女野球教室で子供たちに話しかける亀山つとむ氏 Photo By スポニチ
 スポニチ本紙評論家で阪神タイガースOBの亀山つとむ氏(54)が3日、神戸市の小学校で開催された野球教室に参加した。その際、阪神とオリックスの“関西シリーズ”で激闘が繰り広げられている日本シリーズについて「第7戦まで行くと思う」と私見を語った。
 勝てば日本一となる第6戦を4日に控えた阪神について「(オリックスは)山本由伸投手で来るし、明日は(打ち込んだ第1戦のように)あんな簡単には勝てないと思う」と指摘。その初戦について「(山本は)カーブが悪かったから真っすぐ、フォークでいってた。阪神は見逃し三振OK、ファーボールを選ぼうってチームだから、低めの真っすぐに手を出さなかった。イコール低めのフォークも手を出さなかった」と分析した。

 また「(前回は)カウントを悪くして、浮いてきた真っすぐを狙われたので、今回はそこを修正し全てのボールを混ぜて投げてくる」とする山本を再び攻略するのは厳しいとみる理由も説明。その上で「その次も(オリックスは)宮城くんなので、7戦までいって僕はタイガースOBだからギリギリ、タイガースが勝つ」と最終的には古巣に軍配があがるとの見立てを披露した。

 この日参加したのは阪神OBら7人による少年少女野球教室で、市内の住吉小学校で行われた。地元企業のイーアールシーティーズが子供らの野球人気を高めようと初開催したもので、市内にある4つの野球チームに所属する少年少女約100人が参加。守備練習をポジションごとに分かれて行ったり、打撃指導の最後はホームラン競争で盛り上がった。

 亀山氏は「限られた時間の中なので、野球に興味を持ってもらうことが大事だと思い、課題を出しながら教えました」と説明。理想的な勝ち方は?という問いかけには「1対0の野球」とし、理由を「0で守り切るというのは凄く難しい、ピッチャーが抑えられないから内野手がいる、内野で抑えられないから外野が守る。外野は最後の砦(とりで)だから少年野球の場合はうまい子がピッチャーや内野にいるけど、外野手はプライドや誇りを持って守ってほしい」と自身の現役時代と重ねて外野手の重要性も説いていた。

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