今オフのクォリファイングオファー 金額は約30億円超とNYポスト記者

2023年11月03日 06:39

野球

 ニューヨークポスト紙のジョン・ヘイマン記者が2日(日本時間3日)、このオフのクォリファイングオファーの金額が2032・5万ドル(約30・58億円)になったと報じた。
 当初ポスト紙のジョエル・シャーマン記者が2050万ドル前後になると報じたが、それよりも少し低い金額に決まった。金額は23年の上位125選手のサラリーの平均で、MLB機構と選手組合の話し合いで決まる。

 クォリファイングオファーは12年にスタートしたシステムだが、金額は12年オフは1330万ドル、13年オフは1440万ドル、15年オフは1530万ドルといった具合に年々上昇。1年前は1965万ドルだったが、初めて2千万ドルの大台を突破した。

 昨オフは14人の選手にクォリファイングオファーが出され、ジャイアンツのジョク・ピダーソンとレンジャーズのマーティン・ぺレスの2人が1年契約を受け入れチームに残留した。9選手は拒否し、他球団に移籍。アーロン・ジャッジ、アンソニー・リゾ、ブランドン・ニモの3選手はいったん拒否したが、在籍していた球団と複数年契約で合意、残留している。

 球団は11月6日東部時間の午後5時までにクォリファイングオファーを出すかどうかを決定する。一方出された選手はそれを受け入れるかどうかを11月14日東部時間の午後4時までに決断する。

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