【日本一余韻インタビュー】岡田監督 胴上げ、だいぶん体が上がっていましたね

2023年11月07日 05:15

野球

【日本一余韻インタビュー】岡田監督 胴上げ、だいぶん体が上がっていましたね
優勝会見に臨む阪神・岡田監督(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 阪神が38年ぶり日本一という歓喜から一夜明け、スポニチは6日付紙面でスペースが許す限り大展開した。この喜びを一日で終わらせるのはもったいない、ということで5日深夜の優勝会見、岡田彰布監督の言葉を改めて、お届けする。
 ――38年ぶりの日本一の実感は。
 「38年というとね。まだ生まれていない、そういう選手がほとんどなんですけどね。(85年は)僕は入団6年目、27歳ですかね。その時は選手会長だったんですけど、21年ぶりの優勝ですかね。(チームは過去に)日本一になっていなかったので、初めての日本一。あの感動は今でも忘れない。あれから38年もたったのかなというね。とにかく今年は、そこまで考えていなかったんですけどね。まず優勝。優勝を“アレ”と言ったんですけど。セ・リーグ制覇というのを目指してスタートしたんですけど。それは達成できたんで何とかもう一度、日本一というね。正直なところ。オリックスは(リーグ)3連覇しているチーム。これはちょっと、ヤバいというか。正直、相当強いというか。一年間の集大成としてね。やってきたことを最後の最後、本当にみんなが力を発揮してくれて、最終的に今日(5日)のゲームに表れた」

 ――日本一の胴上げの気分は。
 「(リーグ優勝をした際に)一回やって慣れたんかな。だいぶん(体が)上がっていましたね。本当に全然違いましたね」

 ――選手たちにかける言葉は。
 「宮城投手から、あのような展開になると思わなかった。2点を取るように頑張ろうと。そう心の中で思っていたんですけどね。青柳、伊藤将で6、7回(つないで)と思っていた。2点を取って、その2点を守り切るというかね。そういうゲーム展開になると思っていたんですけどね。ノイジーのホームランはビックリしましたね」

 ――球団史上初。選手と監督で日本一。
 「日本一というか。タイガースの歴史からいくと、もっと(日本一に)なっていないといけない。(試合後に)速攻で、一番に電話があったのは吉田(義男)監督でした。監督室に戻ったときにね。凄く喜んでました」

 ――ウイニングボールの行方は。
 「どこにいったか分からない。最後はみんな(ベンチ内でも)立っていたので誰が(打球を)捕ったのか分からなかった。たぶん(ノイジーが)アメリカに帰る前に持ってくると思いますけどね」

おすすめテーマ

2023年11月07日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム