ENEOS・度会 悔し無安打終戦…4打数無安打、初の空振りも

2023年11月17日 05:10

野球

ENEOS・度会 悔し無安打終戦…4打数無安打、初の空振りも
<ENEOS・Honda熊本>6回1死一塁、ENEOS・度会は空振り三振に倒れる(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【社会人野球日本選手権第9日   ENEOS 0―2 Honda熊本 ( 2023年11月16日    京セラD )】 準々決勝2試合が行われた。優勝候補の一角だったENEOSは、Honda熊本に零敗。DeNAからドラフト1位指名された度会隆輝外野手(21)も4打数無安打に終わった。西濃運輸はHondaとの接戦に3―2で勝利。準優勝した96年以来25大会ぶりの4強に進んだ。
 ENEOS・度会の社会人野球が終わった。4打数無安打。零敗に、試合後は目を潤ませた。

 「率直に出てくるのは悔しい気持ち。チームに対して申し訳ないです」

 最後まで相手先発の横手左腕・横川に苦しんだ。初回2死一、二塁で遊ゴロ。6回1死一塁では落ちる球に空振り三振を喫した。ただ、今大会13打席45球目で初の空振りだったことこそ、非凡な才能の裏返し。9回1死一塁ではヘッドスライディングで併殺打を逃れる気迫を見せた。

 横浜(神奈川)ではプロ入りがかなわず、社会人へ進んで力をつけた。「まだまだ成長しないとダメなところがたくさんあるが、自分の野球人生の中で一番、大事な3年間だった」。今年成し遂げられなかった日本一は、プロの世界で達成する。(石丸 泰士)

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