西武・隅田知一郎 侍ジャパン初登板初先発で韓国相手に7回7K無失点好投 MAX149キロ

2023年11月17日 21:11

野球

西武・隅田知一郎 侍ジャパン初登板初先発で韓国相手に7回7K無失点好投 MAX149キロ
<日本・韓国>初回、ガッツポーズする日本先発・隅田(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 【アジアプロ野球チャンピオンシップ2023第2戦   日本―韓国 ( 2023年11月17日    東京D )】 西武の2年目左腕・隅田知一郎投手(24)が開幕2戦目となった韓国戦で侍ジャパン初登板初先発。7回3安打無失点と好投し、勝利投手の権利を得て降板した。
 坂倉(広島)とバッテリーを組んで開幕2連勝の懸かるマウンドに上がった隅田は初回をわずか7球で3者凡退。2番打者をスプリットで3球三振に打ち取るなど、投げた7球全てがストライクという素晴らしい立ち上がりとなった。

 味方打線が1死満塁という絶好の先制機を逃した直後の2回も先頭をチェンジアップで空振り三振に斬るなど、この回も3者凡退。3回も2者連続三振を含む3者凡退に打ち取って序盤の3回を完全に封じ込んだ。

 味方打線が牧の併殺打の間に1点先制した直後の4回には先頭を一ゴロに打ち取ったが、隅田自身の一塁ベースカバーが遅れ、初の被安打に。2死後に2安打目を打たれて一、二塁と得点圏進塁を許したが、得点は許さなかった。

 万波(日本ハム)のバックスクリーン中段に飛び込む1号ソロでリードが2点に広がった5回は1死から死球を与えたが、後続をピシャリ。6回の2死二塁も無失点で抑えると、7回は1死から二塁・門脇の失策で走者を出しながら三塁・佐藤輝(阪神)の好守もあって無失点で切り抜け、この回を最後に降板となった。

 隅田は西日本工業大から2021年ドラフト1位で西武入りし、1年目の昨季はプロ初先発で初勝利を飾るも1勝10敗。2年目の今季は9勝(10敗)をマークし、若手中心で編成された今回の侍ジャパンに初選出されていた。

 投球内容は7回で打者25人に対して77球を投げ、3安打無失点。7三振を奪い、与えた四球はなかったが死球が1つ、直球の最速は149キロだった。

 侍ジャパンは開幕戦となった前日16日の台湾戦で赤星(巨人)、及川(阪神)、根本(日本ハム)、桐敷(阪神)、田口(ヤクルト)の5投手が9回を完封リレー。この日の隅田までで開幕から16回連続無失点となっている。

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