新生侍ジャパン 韓国討ちで決勝進出決定!万波が特大バックスクリーン弾 連勝で単独首位

2023年11月17日 21:46

野球

新生侍ジャパン 韓国討ちで決勝進出決定!万波が特大バックスクリーン弾 連勝で単独首位
<日本・韓国>4回、ソロを放った万波(右)を迎える井端監督(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【アジアプロ野球チャンピオンシップ2023第2戦   日本2―1韓国 ( 2023年11月17日    東京D )】 「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」に出場している野球日本代表「侍ジャパン」は17日、予選リーグ第2戦で宿敵・韓国と対戦。万波中正外野手(23=日本ハム)の1号ソロなどで勝利を収め、2017年の第1回大会に続く連覇へ向けて決勝進出を決めた。連勝で単独首位に浮上した日本は、18日の第3戦でオーストラリアと対戦する。
 4―0で勝利を収めた台湾との初戦からスタメンはほぼ同じで、野手は「9番・DH」が秋広(巨人)から野村(日本ハム)に代わっただけというメンバーで第2戦に臨んだ。

 初回、四球で出塁した1番・岡林(中日)が一度は二盗に成功しながら相手のリクエストを受けた審判団のリプレー検証により判定が覆り、無死二塁が一転して1死走者なしに。だが、2番・小園(広島)、3番・森下(阪神)、4番・牧(DeNA)の3連打で1死満塁とした。

 この絶好の先制機に5番・佐藤輝(阪神)が3球三振に倒れ、6番・万波は中飛で3者残塁。2回は7番・坂倉(広島)、8番・門脇(巨人)、9番・野村が3者凡退に倒れた。

 イヤなムードが漂いかけたが、3回、岡林の四球出塁から小園が右前打、森下も四球で無死満塁とし、牧の遊ゴロ併殺打の間に先制。佐藤輝は2打席連続三振に終わってこの回は1点止まりとなったが、4回には万波がバックスクリーン中段に1号ソロを叩き込んで2点リードを奪った。

 先発左腕・隅田(西武)は初回を全球ストライクのわずか7球で立ち上がると、3回まで完全投球。結局、7回3安打無失点と好投し、侍ジャパン初登板初先発で初勝利を飾っている。

 隅田降板後は2番手右腕・横山(ロッテ)が1回を無失点、3番手左腕・田口(ヤクルト)が9回2死から代打のキム・フィジプに左翼スタンド中段へ1号ソロを被弾したが、1点差で逃げ切った。

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