侍J・隅田 韓国相手にプロで「一番じゃないですか」の好投!大谷背番号16は「意識全くなかった(笑)」

2023年11月17日 23:00

野球

侍J・隅田 韓国相手にプロで「一番じゃないですか」の好投!大谷背番号16は「意識全くなかった(笑)」
<日本・韓国>初回、ガッツポーズする日本先発・隅田(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 【アジアプロ野球チャンピオンシップ2023第2戦   日本2-1韓国 ( 2023年11月17日    東京D )】 「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」に出場している野球日本代表「侍ジャパン」は17日、予選リーグ第2戦で宿敵・韓国と対戦。万波中正外野手(23=日本ハム)の1号ソロなどで勝利を収め、2017年の第1回大会に続く連覇へ向けて決勝進出を決めた。開幕から2試合連続完封勝利で単独首位に浮上。18日の第3戦ではオーストラリアと対戦する。
 「投」の勝利の立役者は、隅田知一郎投手(24)だ。侍ジャパン初登板初先発で、韓国打線を7回3安打無失点に抑えて勝利投手となった。捕手・坂倉との意思疎通もよく、7奪三振。満点評価の77球だった。

 試合後、「緊張はしなかった」という隅田は「初めての打者、対戦なので、自分のできること、ストライク先行でテンポ良く投げれば攻撃につながると思って、テンポ良く投げられて良かった」と好投の要因を明かした。

 相手を勢いづかせないように、7回のうち、6度先頭打者をきっちり抑えた。「僕の持ち味の一つなので、しっかり直球も投げられたし、落ち球もいいところに落とせて良かった」と、直球や落ちる変化球で、要所をしのいだ。

 代表でも、西武と同じ背番号16を任された。WBCで大谷が背負った“注目の番号”。そのことに対する意識をふられると「全くなかった(笑)」と笑みを漏らし、この日の投球について「プロ生活で何番目にいい投球か」と聞かれると「こういう大舞台で投げて、一番じゃないですかね、はい」と充実した表情を見せていた。

 隅田は西日本工業大から2021年ドラフト1位で西武入りし、1年目の昨季はプロ初先発で初勝利を飾るも1勝10敗。2年目の今季は9勝(10敗)をマークし、若手中心で編成された今回の侍ジャパンに初選出されていた。

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