Honda熊本が4強!変則左腕・横川、今大会完封一番乗り「めちゃめちゃうれしい」

2023年11月17日 06:00

野球

Honda熊本が4強!変則左腕・横川、今大会完封一番乗り「めちゃめちゃうれしい」
<ENEOS・Honda熊本>4安打完封勝利で4強入りを決め、ガッツポーズで雄たけびを上げるHonda熊本・横川(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【社会人野球日本選手権第9日   Honda熊本 2―0 ENEOS ( 2023年11月16日    京セラD )】 準々決勝2試合があり、Honda熊本がENEOSを2―0で破り、4強へ進んだ。先発した左腕の横川楓薫(ふうが)投手(27)が4安打に抑えて今季大会の完封一番乗り。西濃運輸は、Hondaに競り勝った。
 27歳の変則左腕、横川楓薫(ふうが)が9回134球で4安打に抑え、Honda熊本を94年以来27大会ぶりの4強へ導いた。東海大2年以来で、第9日目にして今大会の完封一番乗りを飾った。

 「いい時の自分の投球ができた。どんどん打たせて取る投球。めちゃめちゃうれしい。全球種が良かった」

 1、2回戦も先発して4回0/3と5回止まりで3失点ずつ。3度目で別人のような快投を演じた。直球、ツーシーム、カットボール、カーブを駆使。注目の度会隆輝に対しても6回1死一塁でカーブで空振り三振に仕留めるなど4打席とも封じ込めた。

 6回に古寺宏輝の先制打、宮川海斗の中犠飛で奪った2点を守り抜き、渡辺正健監督にも「よく投げてくれた」と称えられた。昨年優勝で今年の都市対抗も制したトヨタ自動車を破った2回戦に続き、22年都市対抗優勝のENEOSも撃破。近年の王者を立て続きに倒し、2大大会初優勝が見えてきた。

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