年俸調停の公聴会が全て終了、今年は選手側が9勝5敗と優勢 74年以降では球団側の通算353勝266敗

2024年02月18日 09:08

野球

年俸調停の公聴会が全て終了、今年は選手側が9勝5敗と優勢 74年以降では球団側の通算353勝266敗
マーリンズの左腕タナー・スコット投手(AP) Photo By AP
 マーリンズの左腕タナー・スコット投手(29)が2月16日、年俸調停の公聴会に臨み、3人の調停人は、翌17日(日本時間18日)、スコットの希望額570万ドル(約8億5625万円))を妥当とし、球団の希望額515万ドル(約7億7363万円)を退けた。AP通信が報じた。
 これが今年の最後の公聴会で、15件のケースで、選手側の言い分が通ったのが9度、球団側が6度となっている。

 スコットの昨季の年俸は282万5千ドルで、9勝5敗、12セーブ、防御率2・31の成績だった。24年のオフにはFA権を取得する。

 今年は選手側が勝ったケースが多かったが、年俸調停の公聴会が始まった1974年以降では球団側が通算で353勝266敗と分が良い。

 このオフは、11月のテンダー/ノンテンダーのデッドラインの後、40人枠に入っていた198選手が調停権を手にしたが、1月11日までにほとんどが球団と新しい契約で合意。一番高額だったのはヤンキースのフアン・ソトで3100万ドル(約46・6億円)だった。

 公聴会に臨んだのは15件で、一番高額の年俸を手にしたのはブルージェイズのウラジーミル・ゲレロで1990万ドル(約29・9億円)だった。

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