日本ハム・新庄監督の走塁改革結実!8盗塁に「言わなくてもやってくれるようになった」

2024年02月18日 06:00

野球

日本ハム・新庄監督の走塁改革結実!8盗塁に「言わなくてもやってくれるようになった」
<日本ハム・韓国サムスン>3回、二盗を決めたスティーブンソン(撮影・高橋 茂夫) Photo By スポニチ
 【練習試合   日本ハム18―3韓国サムスン ( 2024年2月17日    名護 )】 日本ハム・新庄監督の走塁改革が3年目を迎え結実しようとしている。韓国・サムスンとの練習試合に15安打18得点の大勝。打撃以上に光ったのが、指揮官が「言わなくてもやってくれるようになった。素晴らしい」と認めた4回無死一、二塁での走塁だ。
 打者・水谷が右翼ファウルゾーンに飛球を打ち上げ、一塁手が背走して捕球。すると、二塁走者・松本剛がタッチアップで三塁へ進み、一塁走者・野村も三塁への送球が浮いた隙を突いて二塁を陥れた。1死二、三塁と、一気に好機を拡大。野村は「剛さんが行くのは分かっていたので自然と。頭を整理できていた」と日々の意識付けのたまものだった。

 就任1年目から走塁の重要性を説いてきた新庄監督も「“何であそこでいかんのや”っていうのは減りましたね、この2年間で」。この日はノーサインの中、五十幡や新外国人スティーブンソン(前ツインズ)がそれぞれ2盗塁するなど計8盗塁。足でかき回す“新庄野球”の完成形は近い。(田中 健人)

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