パドレス383億円男を二塁コンバートに韓国メディア「投資失敗を事実上認めた」 キム・ハソンが遊撃復帰

2024年02月18日 10:17

野球

パドレス383億円男を二塁コンバートに韓国メディア「投資失敗を事実上認めた」 キム・ハソンが遊撃復帰
韓国代表としてプレーするキム・ハソン(2023年3月撮影) Photo By スポニチ
 パドレスがザンダー・ボガーツ内野手(31)を二塁に、キム・ハソン内野手(28)を遊撃にコンバートしたことを受け、韓国メディアは「投資失敗を事実上認めた」などと報道した。
 韓国メディア「OSEN」は18日、両選手のコンバートを報道し「年俸10倍差になるが、キム・ハソンが実力で大物スターを押し出した」と遊撃に復帰する母国選手の守備力を称えた。

 キム・ハソンは22年に遊撃レギュラーをつかんだが、同年オフにパドレスがボガーツと11年約383億円の超大型契約を結んだことを受け、翌23年はボガーツが遊撃を守り、キム・ハソンは二塁に移動。「お金の論理で動くメジャーでは当然だった」「メジャーリーグはお金がチャンスであり、選手価値に直結する。年俸が高ければ高いほど、安定した立場の中で様々な優先権が与えられる」と同メディアは伝えている。

 それでも23年、キム・ハソンは二塁、遊撃、三塁と複数のポジションを守り、ユーティリティープレーヤー部門のゴールドグラブ賞を受賞。守備力の高さを証明した。

 わずか1年で両選手が守備位置をシャッフルすることになり、同メディアは「パドレスは投資失敗を事実上認めた」と厳しい論調で報道。その上で「球団フロントが冷静に判断した。チーム全体の戦力を最大化できるポジション変更」と記した。

 今回のコンバートにキム・ハソンは「それだけチームが信じてくれている。もっとうまくやらないと」とコメント。ボガーツも二塁コンバートを「15秒」で決断と即決だったとし「守備においてキム・ハソンを尊敬している。(ポジション変更が)悪いことでない」と発言した。

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