ソフトBドラ3広瀬「正木さんが打ったから…」 初対外試合で3ラン!! 正木と慶大アベック

2024年02月18日 06:00

野球

ソフトBドラ3広瀬「正木さんが打ったから…」 初対外試合で3ラン!! 正木と慶大アベック
<練習試合 ソフトバンク・セガサミー>3ランを放つなど活躍したソフトバンク・広瀬(撮影・杉浦 友樹) Photo By スポニチ
 【練習試合   ソフトバンク7―9セガサミー ( 2024年2月17日    生目第二 )】 完璧な打球だった。B組でキャンプを過ごしているソフトバンクのドラフト3位・広瀬隆太内野手(22=慶大)がセガサミーとの初の対外試合に「3番・三塁」で先発出場。5点を追う8回2死一、三塁で直球を左越えに3ランを放った。
 「感触は凄くよかった。ホームランは流れを引き寄せるプレーなので、引き続き長所を生かして頑張っていきたい」

 東京六大学通算20本塁打の右打者には、発奮材料があった。慶大時代の2学年先輩・正木が4番を打って初回に先制2ラン。大学時代はともにクリーンアップを任されていた。「正木さんが打ったから、自分も打たないといけないと思っていた」とホっとした表情。本塁打の前には、7回にバットを折りながら中前へしぶとく安打を放って、4打数2安打3打点。「ああいうヒットが自信につながる」と収穫に挙げた。

 見守った松山2軍監督は「練習は強いけど試合に弱い子も(過去の経験上)たくさんいるんですけど、彼は逆で実戦の方が頼もしい。そんなに(打撃の)状態も良くなかったと思うので、立派なものですよね」と評価した。指揮官の言葉に広瀬は「けっこう大舞台で打つかなと思う」と自己分析。慶大時代は1年秋のデビュー戦となったリーグ戦の初打席で本塁打を打ったことがあるなど、勝負強い自覚があるという。

 小久保監督は「らしいね」と報告にニヤリ。「無理くり、使おうかとスタメンに入れた」ときょう18日のA組の紅白戦に先発起用することを明言した。広瀬は「しっかり打席の中でバットを振っていくところが僕の持ち味なので、そこを維持してやりたい」と青写真を描いていた。 (杉浦 友樹)

 《チームの“対外試合1号”は正木》チームの対外試合第1号は4番の正木だった。初回2死二塁で左越えに先制2ランを放った。真っすぐに絶対振り負けないがテーマだったといい、「一発で捉えられて良かった」と笑みを浮かべた。2回にも二塁打を放ち、5打数2安打。慶大時代の2学年後輩・広瀬とのアベック弾については「素直にうれしいですけど、負けていられない」とライバル心をのぞかせた。

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