大谷翔平 聖地での一撃で23球場目弾 メジャー全制覇に着々、今季中の達成あるか

2024年04月06日 06:19

野球

大谷翔平 聖地での一撃で23球場目弾 メジャー全制覇に着々、今季中の達成あるか
5回、2号2ランを放った大谷(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 ドジャースの大谷翔平投手(29)が5日(日本時間6日)、敵地でのカブス戦に「2番・DH」で先発出場。第1打席で先制の起点となる二塁打、4点を追う第3打席に2戦連発となる2号2ランを放つなど5打数2安打2打点の活躍を見せた。しかし、チームは7―9の逆転負けを喫して今季3敗目となった。
 長いトンネルを抜けた大谷の勢いは止まらない。2―6の5回無死一塁で迎えた第3打席。カブス先発・ヘンドリックスが初球に投じた真ん中低めのチェンジアップにタイミングを崩されながらも、最後は右手一本で捉えた。高々と上がった打球は、右翼を守る鈴木誠也の頭上を越えて2試合連発となる今季2号となった。

 右手一本で捉えながらも打球速度は105.2マイル(169.2キロ)、飛距離379フィード(115.5メートル)。衝撃のパワーを見せつけた大谷にスタジアムはどよめいた。笑顔でベンチに戻った大谷にはナインからひまわりの種が飛ばされて祝福された。

 また、この一発でメジャー23球場目での本塁打となった。メジャー7年目の大谷は、リグリーフィールドでプレーするのは今回が初めて。1914年に開場した伝統の球場で、エンゼルス時代の2019年に遠征経験があるが、代打待機したものの試合に出場しなかった。それでも今回、まさに一発回答で本塁打を記録した。

 日本選手では松井秀喜(ヤンキースなど)の21球場、イチロー(マリナーズなど)の18球場をすでに抜いておりトップ。今季中のメジャー全球場制覇も期待される。

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