【関西六大学】大経大・林 プロ注目の最速150キロ右腕が8回途中3失点と粘投 リーグ戦通算11勝目

2024年04月06日 16:45

野球

【関西六大学】大経大・林 プロ注目の最速150キロ右腕が8回途中3失点と粘投 リーグ戦通算11勝目
<神院大・大経大>大経大の先発・林は7回2/3を3失点の力投を見せた(撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 【関西六大学春季リーグ1節1回戦   大経大4―3神院大 ( 2024年4月6日    南港中央 )】 22年秋から昨秋まで3季連続2位の大経大が苦しみながらも競り勝ち、先勝した。
 粘った。最速150キロのプロ注目右腕、先発・林翔大投手(4年=乙訓)は7回2/3を投げ、10安打を浴びながらも3失点。リーグ戦通算11勝目を挙げた。

 「開幕ということで力も入ってしまって、真っすぐをコースに投げきれず、変化球主体になってしまった部分はあります。きょうは抑えないといけないという気持ちが強くなってしまいました」

 初回1死二塁、2回無死二塁、6回2死満塁と序盤から中盤までに招いた3度はいずれも無得点でしのいだ。だが4点リードの8回1死一、三塁こそ神院大の4番・森川凌(4年=神戸国際大付)に右中間への3ランを被弾。なおも2死二塁となったところで降板となった。それでも後を受けた左腕・谷口がリードを守り切り、勝利投手の権利をゲット。「チームが勝てたことが一番だと思います」と振り返った。

 この日はオフの間に習得したフォークを公式戦で初解禁し、その“新兵器”で2三振を奪った。球威向上を心がけて腹圧のトレーニングなどにも励み、力感なく球威のあるボールを投げることを目指してきた。卒業後の希望進路はプロ。そのためにも、まずはリーグの頂点を目指す。

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