大谷翔平ドジャース1号ボール“狂騒曲”収束へ 球団がゲットした女性と和解と米報道 誕生日に観戦招待

2024年04月06日 09:45

野球

大谷翔平ドジャース1号ボール“狂騒曲”収束へ 球団がゲットした女性と和解と米報道 誕生日に観戦招待
今季初本塁打を放ち、右拳を握るドジャース・大谷(AP) Photo By AP
 ドジャースの大谷翔平投手(29)が3日(日本時間4日)の本拠ジャイアンツ戦で放った移籍後初本塁打のボールをゲットした女性が、球団側と和解した。5日(同6日)、米スポーツサイト「ジ・アスレチック」が報じた。
 大谷のドジャース1号をゲットしたのはアンバー・ローマンさんで、夫のアレクシス・バレンズエラさんと観戦中に運良く手に入れた。

 ただ、スタッフが到着すると夫とは引き離され、記念球とグッズの交換を要求された。さらに拒めば価値を得るための記念球への公式な認証は拒否すると示唆され、仕方なく応じざるを得なかったといい、球団側の対応に不満を漏らしていた。

 大谷のド軍1号アーチの本塁打ボールは競売関係者の話から「10万ドル(約1510万円)以上の価値がある」と試算。ローマンさんに記念球と交換で渡った、いずれも大谷のサイン入りのバット、帽子2個、ボールでは不釣り合いではないかと、ジ・アスレチックは疑問を呈していた。

 今回の件をめぐり、ジ・アスレチックは「ドジャース、大谷翔平のボールをキャッチしたファンと和解、プロセスを見直す」と見出しを付けた記事を投稿。

 ドジャース関係者によれば、ローマンさんとバレンズエラさん夫妻は、ドジャースタジアムでのフィールド体験に招待。ローマンさんの誕生日である4月12日に、フィールドクラブレベルの席での観戦チケットを贈ったという。

 ローマンさんは「球団が私に手を差し伸べてくれたことに本当に感謝しています。大谷だけでなく選手全員にお会いできることに感謝します」とコメントしたという。

 また、球団が記念ボールをゲットしたファンらと、ボールを交換する際の交渉プロセスを見直すことも明らかにしたと報じた。

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