明大・宗山が実戦復帰、開幕スタメン見えた

2024年04月06日 21:26

野球

明大・宗山が実戦復帰、開幕スタメン見えた
骨折以来、38日ぶりに実戦復帰した明大・宗山 Photo By スポニチ
 【大学・社会人野球オープン戦   明大2―1Honda ( 2024年4月6日    明大G )】 2月29日のオープン戦で死球を受け右肩甲骨を骨折した明大の宗山塁主将が6日、Hondaとのオープン戦に3番DHで実戦復帰を果たした。
 これまで「春のリーグ戦は(宗山は)いないものと考えています」と話していた田中武宏監督だが、実はこれは宗山に無理をさせないためのコメント。ドラフトの目玉であり主将という立場なら完治していなくても「出ます」と直訴してくると読んで、あえて出場させなかった。

 宗山自身は「もう痛みはないし、スイングしても大丈夫。きょうは打席に立てて楽しかった」と試合前からウキウキしていたという。結果も第1打席で二塁内野安打、3打席目には低めのチェンジアップを一塁線突破の二塁打と4打数2安打をマーク。38日ぶりの実戦とは思えない内容だった。

 「これからは守備をして打席に立ちたい」と宗山は完全復帰を意識。チーム内の紺白戦(紅白戦)にも出場、徐々に慣らしていく予定だ。「守備はトリッキーな打球、動きがまだ心配。慎重にいきます」と指揮官。明大の開幕は20日の東大戦。あと2週間、十分に間に合いそうな流れになってきた。

 ◇安打記録 宗山は6シーズンを終え現役最多の94安打。連盟の最多安打記録131本(明大・高山)まで37本に迫っている。3年終了時点で高山より11試合少ない中での数字は立派。2年時には年間で41安打を記録しており抜けない数字ではない。ただ開幕から欠場となると更新はかなり厳しくなる。

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