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山崎、今永担当の元DeNAスカウト・武居氏が調布北野球部指揮官に ヤスアキもエール!

2024年05月01日 05:00

野球

山崎、今永担当の元DeNAスカウト・武居氏が調布北野球部指揮官に ヤスアキもエール!
武居邦生氏 Photo By スポニチ
 元DeNA編成部アマスカウトの武居邦生氏(68=前日本海オセアンリーグスカウト統括部長)が、きょう1日付で東京都立調布北(西東京)野球部監督に就任することが30日、分かった。
 元敏腕スカウトとの新たな挑戦だ!同氏は21年にDeNAを勇退後は、「日本海オセアンリーグ」運営事務局スカウト部長に就任するなどして手腕を発揮した。

 その後同職を退任したが、調布北から白羽の矢が立った。同校は偏差値が60を上回る進学校の一方で、野球部は昨夏西東京大会は初戦で小平に0―10で6回コールド敗退するなど盛んではない。部員も20名に満たないが同氏は「自分にとっても新たな挑戦です」と気持ちが入っている。

 調布北は、前監督が4月1日付の定期異動で転勤となり監督職が空席となったため「公募」の形で人材を募集してきた。とはいえ、適任者がみつからず採用には時間がかかった。その中で武居氏の母校、国士舘大と縁のあった同校関係者が大学側に相談し、武居氏が最終的に「公募」の形で選出された。

 日本楽器(現ヤマハ)の社会人時代には、日本代表で4番も務めた。都市対抗野球10年連続出場の表彰も受け、引退後は母校・国士舘大の監督を務めた。 DeNA(当時横浜)にはプロ野球経験がない形で08年に入団。スカウト業に専念し、山崎、今永(現カブス)らドラフト1位選手のほか、柴田、楠本らも担当し手腕を発揮した。

 異色キャリアを持つ武居氏の異例の転身だが、野球部員にとっても同氏の豊富な経験を心に刻み込む貴重な時間となるはずだ。


 ▼DeNA山崎(14年ドラフト1位) 僕の恩師ですから。本当にうれしい話です。武居さんが僕のプロ野球の種をまいてくれた。また、ユニホームを着るんですね。僕も負けないようにしないと。母(ベリアさん、21年死去、享年51歳)も武居さんにお世話になったし、報告します。(山崎の母校の)帝京と戦うこともあるのかな?ライバルですかね。でも差し入れしようと思いますっ!

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