阪神・村上 多忙なオフでもプラス思考 入念な体のケアで“ブレーク2年目の壁”破る

2024年05月01日 05:15

野球

阪神・村上 多忙なオフでもプラス思考 入念な体のケアで“ブレーク2年目の壁”破る
<広・神>ファンの声援に応える村上(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神7―1広島 ( 2024年4月30日    マツダ )】 【記者フリートーク】今年1月、静岡自主トレ期間中に阪神・村上と少しだけ話す時間があった。「今年一番、大事にすることは?」。その問いかけに右腕は「ケガしないように、というのはずっと思っています」と即答した。
 「ちょっと気になったらトレーナーさんにケアしてもらったり。結構、自分でも気をつかっているので」

 自費で治療器も購入し、日々の入念なケアも怠らない。大学4年時のドラフト1カ月前に右前腕の肉離れを発症した過去もあるだけに、故障には人一倍敏感。昨年の活躍でオフは満足にトレーニングを行えなかった部分もあるが「1年間あれだけ投げた経験がなかったので。肩もしっかり休められたのかなと。プラスに捉えてます」とポジティブだった。

 ここまで“ブレーク2年目の壁”を感じさせない快投を続ける背番号41。唯一の不安があるとすれば故障だが、この夜の完投劇を見ると、簡単に吹き飛ばしてくれそうだ。 (阪神担当・遠藤 礼)

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