ドジャース指揮官 蜂で1時間55分遅延に「クレイジーな日だった」好機つぶした打線に「生かせなかった」

2024年05月01日 16:11

野球

ドジャース指揮官 蜂で1時間55分遅延に「クレイジーな日だった」好機つぶした打線に「生かせなかった」
ドジャース・ロバーツ監督(左から2人目) (AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   ドジャース3―4ダイヤモンドバックス ( 2024年4月30日    フェニックス )】 ドジャースの大谷翔平投手(29)が4月30日(日本時間5月1日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」で先発出場。第1打席で中前打を放ち、2試合連続安打とした。しかし、その後の第2~4打席は3打席連続三振に倒れ、今季初めて1試合3三振となった。前日29日の一戦で2安打し、月間自己最多に並ぶ11度目のマルチ安打を記録していたが、自己記録更新はならなかった。チームは1点のリードを守り切れずに延長10回にサヨナラ2ランを被弾して3―4でサヨナラ負けした。
 この試合は蜂(ハチ)の大群がバックネット裏に集まったため、試合開始が遅れる珍事が発生。駆除業者がハチの大群を取り除き、1時間55分遅れで試合が開始となった。

 同点に追いつかれて迎えた延長10回タイブレークでは無死一、二塁の好機で大谷が第5打席を迎えた。元ヤクルトの右腕スコット・マクガフに対し、カウント3―1から外角高めの直球に手を出したが、引っかけて二ゴロ。併殺こそ逃れたが、好機で1本が出なかった。その後は1死満塁と好機を広げ、4番のスミスが犠飛を打ち上げて1点を勝ち越したが、その裏にまさかの逆転2ランを被弾した。

 大谷はこの試合で2度得点圏で打席を迎えたが、5回1死二、三塁、延長10回無死一、二塁といずれも凡退。これで得点圏では38打数7安打で、得点打率は.184となった。

 デーブ・ロバーツ監督は試合後「クレイジーな日だった。オフェンス面ではチャンスはあったが、それを生かせなかった。ついてない日だったから、リセットし、明日のために立て直したい。(蜂による遅延は)あんなのはこれまでに見たことがない。試合ができてよかった。負けたのは残念だが、クレイジーな状況だった。ダイヤモンドバックスと業者はタイムリーな形でいい仕事をした。(試合中止の)話もあったが、日程面で議論があり、(試合をする方が)理にかなっていた。ハチではなくとも、天候によるディレイはよくあることだ」と振り返った。

 また、1日(日本時間2日)は山本由伸が先発。指揮官は「山本が先発だから、気分はいい。シリーズ勝利を目指すよ」と期待していた。

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