大谷翔平 泣きっ面に蜂?蜂で遅延した一戦は今季初1試合3三振で得点圏2度凡退 チームもサヨナラ負け

2024年05月01日 15:24

野球

大谷翔平 泣きっ面に蜂?蜂で遅延した一戦は今季初1試合3三振で得点圏2度凡退 チームもサヨナラ負け
7回、空振り三振に倒れてベンチに戻るドジャース・大谷(AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   ドジャース3―4ダイヤモンドバックス ( 2024年4月30日    フェニックス )】 ドジャースの大谷翔平投手(29)が4月30日(日本時間5月1日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」で先発出場。第1打席で中前打を放ち、2試合連続安打とした。しかし、その後の第2~4打席は3打席連続三振に倒れ、今季初めて1試合3三振となった。前日29日の一戦で2安打し、月間自己最多に並ぶ11度目のマルチ安打を記録していたが、自己記録更新はならなかった。チームは1点のリードを守り切れずに延長10回にサヨナラ2ランを被弾して3―4でサヨナラ負けした。
 この試合はハチの大群がバックネット裏に集まったため、試合開始が遅れる珍事が発生。駆除業者がハチの大群を取り除き、1時間55分遅れで試合が開始となった。

 第1打席は初回1死走者なしの場面。ジョーダン・モンゴメリーに代わり、急きょ先発した左腕ブランドン・ヒューズに対し、フルカウントと追い込まれたが、最後はスライダーにタイミングを外されながらも2試合連続安打とする中前打を放った。

 試合遅延で先発投手モンゴメリーを代えたダイヤモンドバックスはブルペンデーを選択。4回の第2打席は2番手右腕ブライス・ジャービスとの対戦で1ボールから3球連続ストライクを見逃して三振に倒れた。

 0―1の5回は1死満塁の絶好機で迎えた。ダイヤモンドバックスは大谷の打席で左腕ジョセフ・マンティプライを投入。この打席の2球目が暴投となって同点としたが、大谷はフルカウントから最後はシンカーにバットが空を切った。続くフレディ・フリーマンも中飛に倒れ、勝ち越し点は奪えなかった。

 2―1と勝ち越した7回は2死走者なしの場面。シンカーを得意とする5番手の右横手右腕ライアン・トンプソンに対し、カウント2―2と追い込まれると、最後は高めのシンカーを振らされて空振り三振に打ち取られた。

 同点に追いつかれて迎えた延長10回タイブレークでは無死一、二塁の好機で第5打席を迎えた。元ヤクルトの右腕スコット・マクガフに対し、カウント3―1から外角高めの直球に手を出したが、引っかけて二ゴロ。併殺こそ逃れたが、好機で1本が出なかった。その後は1死満塁と好機を広げ、4番のスミスが犠飛を打ち上げて1点を勝ち越したが、その裏にまさかの逆転2ランを被弾した。

 大谷はこの試合で2度得点圏で打席を迎えたが、5回1死二、三塁、延長10回無死一、二塁といずれも凡退。これで得点圏では38打数7安打で、得点圏打率は.184となった。

 4月29日のダイヤモンドバックス戦では8回の適時打を含む2安打を放って8―4の勝利に貢献。5試合ぶりのマルチ安打で2019年6月に記録した自己最多の月間11度に並んだ。

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