イ・ジョンジェが筆頭株主の企業、大手ドラマ制作会社の主張に反論「事実ではない内容」

2024年06月11日 17:00

写真=TVレポート DB
JTBC「財閥家の末息子~Reborn Rich~」を制作したレモンレインと、俳優のイ・ジョンジェが最大株主を務めるArtist Unitedの真実攻防が行われている中、“経営権の騙取”を主張したレモンレインのキム・ドレ代表に対して、Artist Unitedが「同意できない」と主張した。

10日、Artist Unitedは公式コメントを発表し、「キム代表は明確な契約内容を守らず、契約違反をしながらも、むしろ事実と異なる内容でArtist Unitedやイ・ジョンジェ、そして投資家たちを陥れている」と主張した。

続いて「当初、キム代表は一身上の理由で会社を売却し、自ら会社を離れる決定をしてArtist Unitedに買収を要請した。しかし契約が締結され、有償増資の納入まで行われた後に契約書の合意事項を移行せず、経営を続けると通報してきた」とし「そのため、Artist Unitedの経営者とイ・ジョンジェは有償増資の後、キム代表に何回も会って契約の移行を促した。また、買収後の会社運営のビジョンを説明し、キム代表およびレモンレインの職員たちとともに買収後も彼らが自身の業務をこなせるように体制を維持する内容も協議した」と説明した。

また「しかしキム代表は自発的に会社の売却を決めたにも関わらず、契約の合意事項を全く履行せず、持続的に話を変えながらArtist Unitedがレモンレインを他の企業を買収するための“殻”として利用しているという中傷までしている。対象会社の買収目的と意図が不合理だと判断したら異議提起とともに意向書を提出すればいいものを、自ら買収意向書を提出してから今になってまるでそれはArtist Unitedによる強行決議だったという趣旨の主張をするのは、自身の投資契約違反に対してつまらない弁明をすることにすぎない」と怒りを示した。

Artist Unitedは続けて「契約不履行を超え、『経営権奪取』あるいは『株主の利益に反する会社の買収』という事実ではない内容を拡散しながら信頼に背くキム代表の行為は黙認できず、仕方なく法の審判を受けることにした。Artist Unitedは早いうちにレモンレインの正常的な経営と会社の発展で株主である皆さんの懸念を払拭できるように最善を尽くす」と付け加えた。

レモンレインは「トキメキ☆成均館スキャンダル」「財閥家の末息子~Reborn Rich~」 などを制作したドラマ制作会社で、2021年にKOSDAQ(コスダック:韓国の証券市場)上場に成功した。Artist Unitedは今年3月に有償増資を通じてレモンレインを買収したが、経営権紛争に巻き込まれ、キム代表を相手に損害賠償訴訟を提起した。

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