フィフィ 稲川素子さんを追悼「デビューして僅かで…あの時の私があって今があります」思い出つづる

2024年06月11日 20:22

芸能

フィフィ 稲川素子さんを追悼「デビューして僅かで…あの時の私があって今があります」思い出つづる
フィフィ Photo By スポニチ
 芸能プロモーターで芸能プロダクション「稲川素子事務所」社長の稲川素子(いながわ・もとこ)さんが、心不全のため5月13日に死去したことが分かった。90歳。福岡県出身。葬儀は遺族の意向で、近親者のみで営まれた。
 エジプト出身のタレント、フィフィ(48)は訃報を受けて自身のXを更新。「芸能界に入った最初の2年、稲川素子事務所に所属しました」と書き出すと、「自分で言うのも何ですが、私はルビーモレノさん以来の出世頭で、デビューして僅かで徹子の部屋に出演した時は、素子社長が随分と喜んでくださいました」と思い出を振り返った。

 そして「その後私は移籍しますが、あの時の私があって今があります…心よりご冥福をお祈りします」と故人を追悼した。

 稲川素子事務所は「世界142カ国5200人の外国人タレントを紹介します」と銘打っており、ルビー・モレノやセイン・カミュ、ゾマホン、フィフィら、多数の外国人タレントを芸能界に輩出。外国人タレントのプロモーターの草分けとして活躍した。50歳を過ぎてから起業というアクティブさもさることながら、大学に再入学して卒業。さらに東大大学院にも通い、博士号を取得するなど、年齢に関係なく学び続けた人生だった。

 自身もタレントとしてたびたびバラエティー番組などに出演。穏やかな語り口と、朗らかな笑顔で人気だった。NPO法人「国連UNHCR協会」の理事を務めるなど、多くの国際貢献でも知られた。

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