「虎に翼」仰天ラスト ヒャンちゃん再登場!ネット歓喜&混乱「身重?」寅子と10年ぶり再会&汐見妻

2024年06月12日 08:15

芸能

「虎に翼」仰天ラスト ヒャンちゃん再登場!ネット歓喜&混乱「身重?」寅子と10年ぶり再会&汐見妻
連続テレビ小説「虎に翼」第28話。崔香淑(ハ・ヨンス、左端)たちは海を訪れ…(C)NHK Photo By 提供写真
 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は12日、第53話が放送された。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第53話は、大正から続く少年審判所と新設1年足らずの家事審判所の合併は全く進展しない。多岐川幸四郎(滝藤賢一)にもイマイチやる気が感じられない。クビは困ると、佐田寅子(伊藤沙莉)が直接交渉を試みると、多岐川は何故早く言わないのかと叱責。久藤頼安(沢村一樹)の元に連れて行かれ、アメリカのファミリーコート(家庭裁判所)について学ぶ。多岐川の熱意を初めて感じ、寅子は意外に思い…という展開。

 久藤は真珠湾攻撃(1941年)の1年前、アメリカ中の裁判所を視察。家庭裁判所に最も心を打たれた。

 「居心地が良くて、より健康的な生活に近づける空間で、少年の問題と家庭の問題が同じテーブルで語られてるんだよ。それを見て気づかされたんだ。子どもたちと家庭の問題は地続きなんだって。子どもの問題はまずは、家庭の側面から、逆もまた然り。しかも、事件だけではなく、少年や相談者の生活にも目を向ける。それが社会の平和、ひいては未来の平和につながっていく。まあ、裁判所本来の考え方や今までのやり方とは全く違うから戸惑うけど、でも、憲法が変わった今、この仕組みを真似しない手はないでしょう。誰もが気軽に訪れることのできる間口の広い裁判所。家庭裁判所は、生活に根づいた温かな、愛にあふれた場所になると思うんだよ」

 久藤は寅子と多岐川のウマが合いそうだとも語った。

 猪爪直明(三山凌輝)によれば、非行少年の保護と更生を目的としたアメリカの学生ボランティア「BBS運動(Big Brothers and Sisters Movement)」を日本に初導入したのも、多岐川だった。

  多岐川は寅子と汐見を連れ、少年審判所所長・壇(ドンペイ)と家事審判所所長・浦野(野添義弘)と懇親会。下戸の汐見が酔いつぶれ、寅子が多岐川と連れて帰る。

 寅子「表札が多岐川と汐見と2つありましたけど、お二人は一緒に住まわれているのですか」

 多岐川「香子ちゃん、君の愛しの旦那さんが酔いつぶれちゃいましたよ」

 玄関に現れたのは、明律大学の同期・崔香淑(チェ・ヒャンスク)(ハ・ヨンス)だった。

 寅子「ヒャンちゃん?」

 香淑は気まずそうに視線を外した。

 仰天のラスト30秒。SNS上には「えー?」「生きててよかったーー!」「えー!なんでここに。そして何故か再会を喜んでいない」「新キャラ登場かと思いきや…まさかの再会」「つらい話なのかな。明日が怖い」などの声が続出。反響を呼んだ。

 回想などを除き、香淑の再登場は帰国前に女子部で海に行った第28話(5月8日)以来。劇中の年代は第28話が1938年(昭和13年)、第53話が1948年(昭和23年)。10年ぶりの再会となった。

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