吉田ヒロが高島屋大阪店で個展開催、新作ギャグアートなど160点展示 やめていた絵画、コロナ禍で再開

2024年06月12日 10:50

芸能

吉田ヒロが高島屋大阪店で個展開催、新作ギャグアートなど160点展示 やめていた絵画、コロナ禍で再開
「吉本新喜劇 吉田ヒロ ギャグアート展vol.6と吉本新喜劇美術倶楽部」の取材会に登場した(左から)吉田ヒロ、酒井藍、ボンざわーるど Photo By スポニチ
 吉本新喜劇の吉田ヒロ(56)が12日、大阪市内で「吉本新喜劇 吉田ヒロ ギャグアート展vol.6と吉本新喜劇美術倶楽部」(12~18日)の取材会に、座長の酒井藍(37)、ボンざわーるど(44)とそろって出席。吉田は「吉本が絡んでるから1点1点高いけど、お金持ちに来てほしい。来たら買え」とアピールした。
 高島屋大阪店で開催中のアートの祭典「Osaka Art & Design 2024 in OSAKA TAKASHIMAYA」への出展。ギャグを連発することからギャグマシーンと呼ばれてきた吉田は幼少期から絵を描くことが大好きで、ポップで可愛い作品や前衛的作品などバラエティー豊かな絵を生み出してきた。「絵を描いてからギャグを寄せる」とタイトルにギャグを取り入れており「ギャグアート」と呼ぶようになった。

 今回出展したのは絵画100点とスチールARTなど60点の計160点。昨年10月に開催した「芸歴40周年記念ギャグアート展」を終えてから半年の間に30点の新作を制作した。元々、絵が好きで新聞の連載を担当し、芸人のグッズのデザインも任されたヒロ。締め切りに追われ、吉本興業との交渉で「オレ、芸人ちゃうんとちゃう?」と訴え、「一度は絵をやめた」という。

 15、6年のブランクを経て、コロナ禍で劇場が閉まり時間ができたことで絵を再開。今は締め切りがなくなり、恵夫人によると「気持ちが乗ったら1日に3作品描くことも。乗らなかったら1週間、描かないこともありました」。夫人には何度も尻を叩かれたそうだ。

 大阪・難波の「高島屋大阪店」の1階、正面玄関を入ったところでの個展開催。「ここでやるのが夢でした」とヒロは目を細めた。自身が「代表作です」と豪語する作品「夢叶」の前で会見。ドット画で82万5000円の値が付く。初期の作品で思い入れも深く「これだけは買ってほしくないんだけど」とヒロは本音もポロリ。次の目標は「高島屋さんであと2、3回やらせてもらってから海外へ」とさらに夢を膨らませていた。

 今回は「吉本新喜劇美術倶楽部」メンバーの酒井、ボン、松浦真也(47)、金原早苗(37)、小林ゆう(25)の作品も展示。酒井は「ヒロ兄さんはマジですごい。おかげで高島屋の正面に飾られました」と感謝していた。

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