シャンプーてつじも涙 ざこばさん激怒させた過去 垣根越え後輩思いだった師匠に感謝「悲しいですわ」

2024年06月12日 16:49

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シャンプーてつじも涙 ざこばさん激怒させた過去 垣根越え後輩思いだった師匠に感謝「悲しいですわ」
18年3月、脳梗塞で休養から復帰後、初めて報道陣の取材に応じた際の桂ざこばさん(大阪市内) Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「シャンプーハット」が12日、MBSテレビ「よんチャンTV」(月~金後3・40)に出演し、公私にわたり親しくしていた桂ざこばさんの訃報を悲しんだ。
 てつじ(48)は「テレビでも感情をむき出しに、感動したら泣くし、あかんことあったら怒るし…。いやもう、悲しいですわ」と目を潤ませた。恋さん(48)は「20代の頃に番組などでご一緒させていただくようになって、よく(やしき)たかじんさんとざこば師匠が飲んでる場に呼んでいただいたんです。ざこば師匠が凄いのは僕らよりもたかじんさんにダメ出ししてたこと」と、プライベートの時から歯に衣着せない性格に驚いたという。

 急速に親しくなったのは、てつじがざこばさんに怒られたのがきっかけ。てつじは「僕は、“ざこばさん”と呼んでたんです。すると、ざこば師匠が“なんで君はざこば師匠と呼ばないんや?”となって。その時に僕は、“お弟子さんじゃないので、師匠とは呼びにくいんです”と伝えたんです」。落語や漫才などの垣根に関係なく、関西のお笑いという大きな枠で考えていたざこばさんは、てつじの考え方を残念に思ったのか「俺はお笑いで言ったら先輩やし、君らのことも弟子と同じような後輩と思ってる。だから師匠と呼んだらええやないか」と、語気を強めたという。

 2人は後日、ざこばさんの元に出向いて、双方の気持ちに掛け違いが起こってしまったことを謝罪。恋さんは「それからです。凄くお声がけしてくれるようになって、番組内でも絡んでくれるようになりました。ほんま壁を取り払ってくれた感じで、そこからは芸的にも人間的にも勉強させていただいた」と、文字通り師匠のような存在になったという。

 てつじは「思ったことゆうたらええねん!と、よく言うてくれました。復帰されてから、また一緒に仕事したいなと待ってたのに…」と言葉を詰まらせた。

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