古舘伊知郎 都知事選を前に“金かかる選挙”に違和感「あの掲示板、そんなに必要かなと思う」

2024年06月12日 15:56

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古舘伊知郎 都知事選を前に“金かかる選挙”に違和感「あの掲示板、そんなに必要かなと思う」
古舘伊知郎 Photo By スポニチ
 フリーアナウンサー古舘伊知郎(69)が12日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)についてコメントした。
 現職の小池百合子知事がこの日の都議会終了後、出馬を表明した。「都民が第一、都民のため、もっと東京を良くして参りたい。この私の思いに共鳴する多くの方々からの要請も踏まえまして、もっとバージョンアップさせて“東京大改革3・0”を進めていく。その覚悟をもって、7月の東京都知事選への出馬を決意いたしました。これからも都民のために、都民とともに、もっともっと、都政の発展に全力を尽くして参ります」と、決意を語った。

 都知事選には、立憲民主党を離党した蓮舫参院議員ら、30人以上が立候補するとみられている。古舘は「選挙関連で、周縁(周り)にも重要な情報があると思って東京にいる」としつつ、街でよく見かける候補者の掲示板に言及。「ポスターを貼る掲示板あるじゃないですか?東京都だけでも、調べたら1万4000カ所くらいあるんですよ。1番から30番まで振ってあるのを僕はよく見るんです。ただ、最大限、あれ48なんですよ。今回、候補者がめちゃくちゃ多いので、収拾が付くのかなと思っているうちに、よくよく考えてみると、あの掲示板、そんなに必要かなと思うんです」と首をかしげた。

 多くの人がスマートフォンから情報を得る時代に、何十年も変わらない掲示板。古舘は「考えてみると、各家庭に選挙公報が来ますよ。それだけでもお金がかかる。ネットをうまく利活用できないのかなと思ったりしていくと、選挙カーが出ます。アルバイトの方も雇わなければいけない。ばく大なお金が選挙にかかるということも、そんな視座から今回の選挙を見て、東京を変えるべきは変えなければいけないというふうに思う目線も必要」と、金のかかる選挙という変わらない事実に疑問を呈した。

 小池知事、蓮舫氏の存在から、女性同士の戦いがクローズアップされているが、古舘は「だから、メディアが女性対決で絞り込むことも、ちょっと違和を感じますね」と本音を口にした。

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