湯川れい子氏 元夫との結婚の証人は世界的超大物レジェンドミュージシャン「そういう認識は全くなくて」

2024年08月01日 18:13

芸能

湯川れい子氏 元夫との結婚の証人は世界的超大物レジェンドミュージシャン「そういう認識は全くなくて」
湯川れい子氏 Photo By スポニチ
 作詞家で音楽評論家の湯川れい子氏(88)が1日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。一昨年に急逝した元夫との結婚の証人になってくれた超大物を明かす場面があった。
 36歳で結婚した湯川氏は、元夫が他の女性との間に子供ができたことで破局。その後、元夫はその女性とも離婚し、一人となり、湯川氏と再び交流するようになり、最後は「親友のような、戦友のような、付き合いをしていた」という。それでも、一昨年、コロナの治療中に急逝した。

 MCの黒柳徹子から「初めは好きだったんでしょ?」と聞かれると、湯川氏は「もちろん、自分からプロポーズしていますから。全然、私にはその気を見せてくれない人だったもので」と告白。「お酒も全く飲めない、タバコも吸わない、夜遊びもできない人で、ひたすら真面目な人だった」といい、「私はなかなか結婚したいなと思う人に巡り合わなくて。もう36歳になっていたものですから、その人に出会って」と話した。

 元夫はエルビス・プレスリーのファンだったといい、1973年にエルビスがハワイから衛星放送でコンサートをする企画があり、その前年の11月にリハーサルコンサートがハワイで行われることになり、湯川氏が200人を連れていくことに。その中に元夫はいたという。「エルビスをハワイで見て、“本当にいいものを見せていただいてありがとうございました!”って、声をかけられて」とそれが最初のコンタクトだったという。

 当時、元夫は家電製品を販売する会社を経営していた。翌年、ハワイからの衛星放送でコンサートが中継され、湯川氏はそのコンサートの解説書を書く仕事をしていたという。当日は「メモ取りながら、一生懸命その解説書を書いて」いたそうで、その翌日、元夫から連絡があり、「いや~昨日は良かったですね!もう一度見たいですか?」と言われた。「もう一度見られるわけないじゃないですか」と返すと、「実はビデオというものができました。ご覧になりたいですか?」と言われ、「見せてもらいたいです」と出かけたところ「ビデオのデッキを売りつけられたんです。高いから2年ローンで買ったんです。その2年ローンを1/4ぐらい払ったところで、おまけに元旦ちゃん(元夫)が付いてきた」と笑った。

 「私は子供ほしいなと思っていたので、私のほうからプロポーズしたんです」と湯川氏。「そしたら、“イヤだ!”って言われて。僕はどっちかと言ったら、上がり目よりも下がり目のアン・ルイスみたいな子が好きなんだ!僕はそういう人と結婚したいと思っている、って言うんです。“私じゃダメなの?”って言ったら、“あなたは女友だちとしていろいろ相談するにはいいけど、結婚するっていうタイプじゃないんだよな!”って」と苦笑。それでも、元夫は「プレスリーと会わせてくれたら結婚してもいいよ!」とまさかの条件を付けたという。

 湯川氏は「そんな会うのがあんなに大変な人なのに、どうやって会わせたらいいだろうって、本当、本気に考えたんです。いろいろ考えて」と回顧。きっかけとなったハワイでの衛星放送のコンサートのサウンドトラックが日本だけで25万枚売り上げたため、「レコード会社にゴールドレコードを作ってほしい」とお願い。ゴールドレコードをオフィシャルにプレゼントしに行くことをエルビスのマネジメント側に打診し、「その前に結婚式を挙げたいので、エルビスに参加してほしい」とまさかのお願いもしたという。それに関してはさすがに断られたというが、「じゃあ、ゴールドレコードをプレゼントをしに、正式に伺いたい」と依頼したところ、「ではどうぞ!そうならば結婚する相手もお連れください。こちらでちゃんとオフィシャルな写真を用意してお待ちしています」と言ってくれたという。

 この時の写真も公開され、そこには結婚証明書にエルビスがサインしている姿も。湯川氏は「結婚の証書にサインしてもらっているんですけど」とさらり。エルビスの映画を撮った監督に「なんで日本人のあなたが3回もエルビスに会えて、しかも結婚の証人にもなってもらったんだ。なんで奇跡みたいなことを起こせたんだ」と驚かれたことを振り返り、「私自身がそういう認識は全くなくて。本当に言われてからびっくりしました」と笑った。

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