北野武監督 実は計算高かった?「掟破りをやるために、自分がある部分、評価される所にいないといけない」

2024年10月04日 22:49

芸能

北野武監督 実は計算高かった?「掟破りをやるために、自分がある部分、評価される所にいないといけない」
北野武監督 Photo By 提供写真
 北野武監督(77)が4日放送のNHK・Eテレ「スイッチインタビュー」(金曜後9・30)に出演。無鉄砲に見える人は実は計算高いという持論を披露した。
 北野は「芸能の仕事なんて言うのは、かなり俯瞰で見ているんですよね。だから命を懸けて一所懸命やっている人には笑っちゃうんですよね」と語り「そういう感じがあって、それを芸能とお笑いの世界で言うと、それが受けちゃったりなんかする。あんまり、売れてお金貰ってやった!って気がないんです。そういうことでは喜べない」と自身のことを明かした。

 また、全然違うことをやってみせる「掟破りをやるために、自分がある部分、評価される所にいないといけないんですよね」とし、「演芸場でいきなりやると出入り禁止になるんですよね。まず人気者になってから、どんなことしても干されない、クビにならないようなところを作っておいて、そこから実験を始めるんですよ」と明かした。

 また、映画でも「出資者がいて、どんな映画を作ってもお金を出すっていう人がいないと、自分のお金で何本も撮れないですから、そこはある部分無鉄砲なようにに見えて、意外と計算高かった」とし「だから、無鉄砲な人っていうのは、意外に計算高いかもわかんないですよ。我々は新しいことをやって失敗しても、まだ認めてくれるように動きますから」と笑っていた。

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