宝塚歌劇
宙組・真風涼帆<下> 人生のテーマを再考、新たに「“毎日を楽しむ”のが大切」が加わった
2021年06月26日 05:30
芸能
まだまだ続くコロナ禍での公演。5月には無観客でのライブ配信を経験した。その上で「当たり前が当たり前でなくなって、その中で公演させていただけるのは感謝しかない」としみじみ。さらに「“明日の自分に恥じない、今を生きる”というのをテーマに生きてきたけれど、そこに“毎日を楽しむ”のが大切だと思うようになりました。自分自身が幸せで楽しくいないと、見てくださる方も元気にできないから」。厳しい状況だからこそ、自らを奮い立たせるように話した姿が印象的だった。(土谷 美樹)
◇真風 涼帆(まかぜ・すずほ)7月18日生まれ、熊本県出身。県立大津高を経て06年初舞台。星組配属。恵まれた体格とクールなルックスで下級生のころから注目の存在で15年5月、宙組に組替え。17年11月トップ就任。身長1メートル75。愛称「ゆりか」。