宝塚歌劇
OG・仙堂花歩 すみれ少女歌劇団で「頑張り抜く力を身につけた少女たちを育てたい」
2021年07月03日 05:30
芸能
「歌も踊りも習ってなくて大丈夫。夢はかなえてこそ夢。どんな夢でもかなえるためには精神力が必要だと思うんです。芸能界でなくても、芸を通していろんな場面で頑張り抜く力を身に付けた少女たちを育てたい」。力強い言葉が印象的だ。
夢はこの少女歌劇団を全国展開すること。プライベートでは中学1年の長女を筆頭に1歳の男の子まで、4人の子育てに奮闘するママでもある。在団中と変わらぬスタイルを保ち、公私共に大忙しだが「だからこそ精神力って大事だと思うんです。忙しいけど楽しいし毎日が刺激的」と目を輝かせる。仙堂の挑戦はまだまだ続く。(土谷 美樹)
◇仙堂 花歩(せんどう・かほ)1980年(昭55)2月1日生まれ、兵庫県芦屋市出身の41歳。98年、首席で宝塚歌劇団に入団し花組、星組で活躍。2005年8月に退団。直後に「よしもと新喜劇 金の卵オーディション」に合格し話題に。
【すみれ少女歌劇団】堺少女歌劇団を母体に小学1年から高校3年までの少女で構成された歌劇団。「堺…」では宝塚OGや吉本タレントとの共演でステージをつくり上げ、地域イベントに出演。OGには大手芸能事務所に所属しタレント活動を続ける者も。オーディション詳細は「すみれ少女歌劇団」公式サイトまで。