藤井正弘の血統トピック
関東オークス2強は血統背景も好対照
2022年06月15日 05:30
ギャンブル
対するデビュー2連勝のドライゼは昨年の北米2歳チャンピオンサイヤー、ガンランナーの持ち込み馬。こちらの父は“本家”のBCクラシックなどG16勝を挙げた17年米年度代表馬で、本馬と同じ初世代から米2歳女王エコーズールーを筆頭に5頭のG1馬を連発している最先端のダートサイヤーである。母のジュリエットシアトル、祖母のヒウリエヘイローもアルゼンチンのG1ウイナーで、血統的には交流重賞の舞台でさえ役不足に思えるほど。ダートグレード競走に育まれた日本産ダート血統の真価を問うには申し分のない相手といえるだろう。 (サラブレッド血統センター)