藤井正弘の血統トピック
ディープインパクト最終世代“重賞不敗”継続へ
2023年02月01日 05:30
ギャンブル
きさらぎ賞にエントリーがあるオープンファイアは、国内で6頭が血統登録されたディープインパクト最終世代の一頭。21年セレクトセール1歳セッションにおいて、ディープインパクト産駒歴代8位となる税込み価格3億3000万円で落札された秘蔵っ子である。
オープンファイアはブラックアイドスーザンS（ダート9F）、ガルフストリームパークオークス（ダート8・5F）の北米G2・2勝を挙げたゴーマギーゴーの第2子。母の父ゴーストザッパーはBCクラシック勝ちの名馬で、最新の米3冠馬ジャスティファイの母の父でもある。祖母の父テイルオブザキャットはディープインパクトとの好相性に定評のあるストームキャット系。ハンマープライスが高騰したのは単なる希少価値だけでなく、血統的な可能性を見込まれたものでもあったのだろう。
ディープインパクトのラストクロップからはすでにG1フューチュリティトロフィー、G2チャンピオンジュベナイルSなど4戦3勝のアイルランド産馬オーギュストロダン、日本でも新馬、シンザン記念を連勝したライトクオンタムが出た。他にアイルランド産のボールドアズラブ、日本産のメズマライジングがどちらもデビュー戦で2着。1回中京の新馬7着に終わったエレガントギフトが今のところ国内外を通じて唯一の着外で、Gレースに限れば3戦3勝という驚くべきアベレージを残している。今週末も“不敗神話”が守られる可能性は十分にある。（サラブレッド血統センター）
ディープインパクトのラストクロップからはすでにG1フューチュリティトロフィー、G2チャンピオンジュベナイルSなど4戦3勝のアイルランド産馬オーギュストロダン、日本でも新馬、シンザン記念を連勝したライトクオンタムが出た。他にアイルランド産のボールドアズラブ、日本産のメズマライジングがどちらもデビュー戦で2着。1回中京の新馬7着に終わったエレガントギフトが今のところ国内外を通じて唯一の着外で、Gレースに限れば3戦3勝という驚くべきアベレージを残している。今週末も“不敗神話”が守られる可能性は十分にある。（サラブレッド血統センター）
