Rソックス・吉田正尚 164キロ死球受けた右すねは心配なし! 会心の中前打

2023年07月05日 04:06

野球

Rソックス・吉田正尚 164キロ死球受けた右すねは心配なし! 会心の中前打
レッドソックス・吉田正尚(AP) Photo By AP
 【ア・リーグ   レッドソックス-レンジャーズ ( 2023年7月4日    ボストン )】 レッドソックスの吉田正尚外野手(29)が4日(日本時間5日)、本拠地ボストンでのレンジャーズ戦に「3番・左翼」で先発復帰。6回の第3打席で中前安打を放った。7月1日(同2日)のブルージェイズ戦で右足すねに死球を受けて状態が心配されたが、万全の状態と“鉄人”ぶりを証明した。
 初回1死からの第1打席では高めカットボールを捉えきれず、左飛。4回無死からの第2打席は91・7マイル(約147・5キロ)シンカーに詰まらされて二ゴロに倒れたが、試合内で確実に打撃の修正を施してきた。

 1-4の6回1死、レンジャーズ先発・ダニングのチェンジアップを逆らわずに捉え、低いライナー性の打球を中前へと運んだ。降雨のため、ぬかるんだ足元にも関わらず、次打者・ディバースの右前打で三塁を狙う勢いで全力疾走するなど、状態に不安はなし。勝利のために全力を尽くした。

 1試合と移動日。2日休んだだけで、戦いの場に戻ってきた。DHで出場した7月1日(同2日)のブルージェイズ戦。7回の第4打席で右足すねに投球を受け、グラウンドに崩れ落ちた。走者としては試合に出場したが、次打席で代打を送られて交代。101・8マイル(約163・8キロ)の剛球を受けただけに、アレックス・コーラ監督も「102マイルの球だったから、しばらくは痛むはずだ」と試合出場については慎重な姿勢だった。

 守備でも軽快な動きを見せるなど不安を一掃。チーム浮上へ、打線のカギを握る男だけに、長期離脱を避けられたことは何よりの朗報だった。

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