巨人・岡本和真　今季19号は3年ぶり満塁弾　高橋宏との侍対決をド派手に制す　6年連続20発に王手

2023年07月05日 18:26

野球

巨人・岡本和真　今季19号は3年ぶり満塁弾　高橋宏との侍対決をド派手に制す　6年連続20発に王手 — ＜中・巨（13）＞1回無死満塁、岡本和は左越えに満塁本塁打を放ち喜ぶ巨人ファンを背に塁を回る　（撮影・奥　調） Photo By スポニチ

【セ・リーグ巨人―中日（ 2023年7月5日バンテリンD ）】巨人の主砲・岡本和真内野手（27）が中日戦（バンテリンD）で8試合ぶりとなる19号アーチ。3年ぶり自身2本目の満塁弾で、6年連続20本塁打に王手をかけた。

　「4番・三塁」で先発出場。無死満塁で入った第1打席だった。3月のWBCでともに世界一を味わった相手先発右腕・高橋宏斗投手（20）が3ボール1ストライクから投じた5球目、真ん中にきたスプリットを逃さず捉えると、打球は左翼スタンドへ突き刺さった。

　6月23日の広島戦（マツダ）で相手先発右腕・九里から初回の先制犠飛に続いて4回には左翼スタンド上段へ勝ち越しの18号ソロを放ち、これが決勝点。この日の一発はそれ以来8試合ぶりとなった。

　交流戦では全18試合に出場して8本塁打、19打点と堂々の2冠。打率も12球団2位の.383と驚異的な数字を残し、文句なしの交流戦MVPに選出された。セ・リーグでもこの日の試合前時点でダントツの18本塁打を筆頭に45打点は3位タイ、打率.309は3位と好位置につけている。

　だが、坂本が離脱した6月24日以降、試合前までの7試合で24打数4安打の打率.167といきなりの打撃不振に陥っていた。

　岡本和の満塁弾は2020年8月1日の広島戦（東京D）でケムナから放って以来となるプロ2本目。チームでは大城卓、丸に続いて今季3本目となった。

　▼岡本和　打ったのはフォークです。先制のチャンスだったので何とかランナーを還したいと思っていました。チャンスで打てて良かったです。