広島 大竹がとにかく打てん…29回2/3でたった1点 森下も悔しい先頭打者被弾 首位と再び3・5差

2023年07月05日 20:49

野球

広島 大竹がとにかく打てん…29回2/3でたった1点 森下も悔しい先頭打者被弾 首位と再び3・5差
<広・神>7回無死、秋山は空振り三振に倒れる(投手・大竹)(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島0-2阪神 ( 2023年7月5日    マツダ )】 広島が5日の阪神戦で零敗を喫し、今カードの勝ち越しはお預け。首位と3・5ゲーム差、貯金も再び5に戻った。
 先発の森下は出はなをくじかれた。初回、先頭の島田にカウント1―1から真っすぐを捉えられた打球は右翼ポールを直撃。まさかの先頭打者弾を浴びた。試合前までの登板8試合は初回失点はなし。想定外の形で先制点を失った。

 「1、2番が出塁して得点するというケースが多いと思う。そこ(警戒するところ)は前回と一緒」

 阪神は切り込み隊長の近本が離脱し、この日は島田が今季初めて1番で起用されていた。森下も登板前から相手の1、2番を十分警戒していただけに、悔しい被弾。1―0の3回も先頭の島田に四球を与え、続く中野に中前打を打たれ無死一、二塁。3番・前川の左前打に左翼手・西川の失策も重なり追加点を奪われた。

 打線は天敵攻略に苦戦を強いられた。相手先発の大竹とは今季3度対戦し計20回2/3でわずか1得点。新井監督は「(大竹は)いい投手なのは分かっている。うちのチーム力も交流戦前と比べて、今は上がっているので楽しみ」と自信をのぞかせていた。初回こそ野間と西川の安打で2死一、二塁の好機を築いたが、今季初めて5番に座った田中が見逃し三振。4回は1死から西川が右前打を放つも、田中が二ゴロ併殺に倒れるなど、なかなか反撃チャンスをつくれなかった。

 結局、大竹には9回までマウンドを守られ、自身初の完封勝利を献上。広島はこれで4試合29回2/3でたった1得点のみと、苦手意識が気になるところだ。

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