“新庄再生工場”日本ハム・郡司が移籍4戦目プロ1号 正義、マル、加藤豪、江越に続いた

2023年07月05日 06:00

野球

“新庄再生工場”日本ハム・郡司が移籍4戦目プロ1号 正義、マル、加藤豪、江越に続いた
<ソ・日>2回、ソロを放つ郡司(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   日本ハム10-3ソフトバンク ( 2023年7月4日    ペイペイD )】 日本ハム・新庄監督は「職業、モチベーター」を自称する。新天地での飛躍を期す選手のモチベーションを上げ、次々と“再生”してきたからだ。そして、今度は中日からトレード加入した郡司が記念の一発だ。
 「新天地でやってやるという思いと、新庄監督の気持ちに応えたい思いがある。入って良かった」

 3点リードの2回先頭だ。和田のチェンジアップを捉え、左翼ポール際へ。プロ4年目、通算153打席目での初本塁打に喜びもあったが、この日は万波や野村も一発を放って計4本塁打で今季最多タイ10得点の大勝。「僕より凄い本塁打を打った人がいるので、ちょっと埋もれちゃった」と笑った。

 新庄監督は「うちに来た選手は使ってみて判断する」の方針の下、今季新加入の選手に出場機会を与えてきた。過去3年間安打がなかった江越はここまで22安打を放ち、マルティネスはキャリアハイ9本塁打。田中正は守護神に定着して14セーブをマークするなど、花を咲かせてきた。

 打力を買って4試合連続DHで起用した郡司は、これで移籍後4試合で14打数7安打。指揮官も「(驚きは)あるよ!どんだけ打つんやろ」と舌を巻いた。ただ、郡司は「ここから積み重ねていきたい」と言う。本当の再生への道は始まったばかりだ。(田中 健人)

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