大谷翔平 6回途中降板は「爪が治りきる前に投げた」球宴まで残り3試合 野手は「出れるところは出たい」

2023年07月05日 11:28

野球

大谷翔平 6回途中降板は「爪が治りきる前に投げた」球宴まで残り3試合 野手は「出れるところは出たい」
試合後の囲み取材に応じる大谷(撮影・柳原 直之) Photo By スポニチ
 【インターリーグ   エンゼルス5―8パドレス ( 2023年7月4日    サンディエゴ )】 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が4日(日本時間5日)、敵地サンディエゴでのパドレス戦に「3番・投手兼DH」の二刀流で今季17度目の先発登板したが、連続アーチを浴びるなど6回途中7安打5失点、右手中指のマメが悪化して降板し4敗目を喫した。
 試合後、大谷はマメについて問われると「いや(前回と)同じ感じです。爪が治りきる前に投げた感じなので、前回と同じような感じです」と爪が割れて途中降板した前回ホワイトソックス戦と同じような状況だったと説明した。

 その後、9回は代打が送られ、打席に入らなかった。球宴まで3試合残す中で打撃への影響については「いや今日はちょっと気になったので交代しましたけど、出れるところは出たいです」とし「次の登板までちょっと空くので、そこまでしっかりまずは治したいです」と語った。

 また、パドレス打線との対戦を振り返り「要所で点を取られたりとか、走者を出しながらもなるべく長い回を投げたいと思っていたので6回まではそこそこ順調にいったかなとは思うんですけど、やっぱり最後の回、取られてしまったの」と悔しさをにじませつつ「良い打線ですし、要所は抑えられたかなと思う」と語った。

 この日は、前日に左有鉤(ゆうこう)骨を骨折したトラウトが故障者リスト入り。試合中にはレンドンが自打球を当てて負傷交代した。チームはウルシェラ、ドゥルーリー、ネトなど野手陣に故障者が相次いでいるが「厳しい状況ですけど、出てる選手は頑張ってますし切り替えて1勝1勝積み上げていくしかない」と必死に前を向いた。

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