エンゼルス・トラウト 左有鈎骨骨折で無念の離脱も、シーズン中復帰誓う「僕の体は治るんだ」

2023年07月05日 06:14

野球

エンゼルス・トラウト 左有鈎骨骨折で無念の離脱も、シーズン中復帰誓う「僕の体は治るんだ」
試合前に自身の左手の状況について語るトラウト(撮影・柳原 直之) Photo By スポニチ
 エンゼルスのマイク・トラウト外野手(31)が5日(日本時間6日)、左有鉤(ゆうこう)骨の骨折で10日間の負傷者リスト(IL)入りした。試合前に取材に応じ、プレーオフ進出争いを繰り広げるチーム状況の中での離脱に「本当に悔しい」と唇をかんだ。
 前日4日、敵地パドレス戦の8回の第5打席でファウルを打った際に、左手を大きく振って、苦悶(くもん)の表情を浮かべて緊急交代。試合後には「大きな痛みがある。異常なこと」と厳しい表情で話していた。

 貯金3の地区3位で9年ぶりのプレーオフ進出を目指すチームは、ウルシェラ、ドゥルーリー、ネトなど野手陣に故障者が続出中で、そのうえにMVP3度の主砲を失うことは大きな痛手。トラウトは11日(同12日、シアトル)の球宴出場も絶望的となった。

 手術を受けるかどうかは、近日中に決定する見込みながら、チームの「顔」は「少し休まないといけないけどシーズン中には間に合うと思う」と一刻も早い復帰を誓う。

 有鈎(ゆうこう)骨の骨折は一般的に、全治まで4~8週間かかるとされる。故障後、同カ所を手術した選手から多数の連絡をもらったと明かし「4週間で復帰した選手もいれば、もっと長い期間かかった選手もいる」という。多くの声を聞いたうえでの結論は「僕の体は治るんだ」だった。

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