中日 あ~あと1点…大総力戦で力尽く 延長12回で9投手使い切り 緊急事態寸前まで粘ったがあと一歩

2023年07月05日 22:44

野球

中日 あ~あと1点…大総力戦で力尽く 延長12回で9投手使い切り 緊急事態寸前まで粘ったがあと一歩
<中・巨>12回1死二、三塁、梶谷に2点適時打を打たれガックリの祖父江(中央) (撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   中日6-7巨人 ( 2023年7月5日    バンテリンD )】 中日が、5日の巨人戦で延長12回を戦い、6-7で敗れた。ベンチ入り投手を使い切るなど大総力戦ながら、勝利には一歩及ばなかった。
 アクシデントで幕開けした。初回、先発の高橋宏の左太もも裏付近に巨人の先頭打者・ブリンソンの打球が直撃。高橋宏はその場でうずくまった。治療を受けてからマウンドへ戻って続投したが精彩を欠き、無死満塁で岡本和に満塁弾を浴びた。高橋宏はプロ最短の1/3回で降板。初回から継投を余儀なくされた。

 しかし、打線はすぐに反撃。直後の攻撃で石川昂の適時打で1点を返す。1-5の3回には鵜飼の2ランが飛び出した。2点を追う5回には細川と石川昂の適時打で追いついた。9回の守りでは左前打で左翼手・後藤が好送球で二塁走者を本塁で補殺するなど、譲らなかった。

 ただ、高橋宏の初回降板も影響して、中日投手陣はベンチ入りメンバー9人を使い切る展開。延長12回には、9番手・祖父江が岡本和に死球を与え、もしも危険球退場にでもなれば投手がいないという緊急事態寸前でもあった。

 結局、祖父江が梶谷に2点適時打を許して、痛いリードを献上。その裏に1死二、三塁の絶好機から田中の暴投で1点を返したが、反撃及ばず。白星を手にできず、3連敗となった。

 中日のベンチ入りメンバーで最後に残ったのは捕手の味谷、内野手の高橋周のみだった。

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