イチローイズムだ!都新宿 楽しむ野球で初戦突破

2023年07月14日 12:52

野球

イチローイズムだ!都新宿 楽しむ野球で初戦突破
<都新宿・桜丘>笑顔でガッツポーズする(左から)新宿・田久保監督、野口、中沢、生田(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権東東京大会・2回戦   都新宿11ー2桜丘 ( 2023年7月14日    神宮 )】 東東京大会2回戦が神宮球場で行われ、昨年11月にイチロー氏(現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)から指導を受けた都新宿が10安打11得点の快勝で3回戦へと駒を進めた。
 
 世界のヒットメーカーは、誰よりも野球が大好きな野球小僧だった。都新宿の田久保裕之監督は「部員よりも声を出し、一番楽しむ姿をみせてもらった」とその光景が脳裏に焼き付いているという。

 チームはその姿に感化されるように夏の初戦でも、声を出し楽しんでいた。5回まで苦しい展開が続いていたが、中澤志弥主将(3年)は「最後に1点勝ってれば良い」とチームの合言葉を胸に焦ることはなかった。

 そして迎えた6回裏。打線は打者13人10得点の大爆発。ベンチからは、野球を楽しむような声かけが止まらなかった。

 試合後、田久保監督は「次のゲームは始まっているからな」とナインに向けて、声をかけた。「戦った桜丘さんへの配慮ですね」と言葉の意図を教えてくれた。その後、「イチローさんの影響も受けてるかもしれないですね」と言葉を続けた。世界のヒットメーカーの教えは、都新宿に浸透していた。

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