バイタルネット 開幕戦敗退も応援バックに王者に食らいついた「レベル上げて来年戻ってきたい」

2023年07月14日 22:13

野球

バイタルネット 開幕戦敗退も応援バックに王者に食らいついた「レベル上げて来年戻ってきたい」
<ENEOS・バイタルネット>バイタルネットの応援団(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【第94回都市対抗野球第1日 1回戦   バイタルネット3―10ENEOS ( 2023年7月14日    東京ドーム )】 両軍のスタンドから大歓声が沸き、特に9年ぶり4回目で初勝利を目指したバイタルネットの歓声はすごかった。相手は前年王者。ところが2回、嘉瀬から見事な4連打を放って2点を先制。「もう貧打線とは呼ばせない」とばかり、見事な集中打を見せた。1点を勝ち越された6回には、主将で4番の梅田が左翼戦に二塁打。続く嘉瀬が初球を右中間に運ぶ適時二塁打で王者に食らいついた。
 結局、その裏の6失点で試合は決したが、見せ場を何度も作って1万4168観衆を大いに沸かせた。

 「昨年の王者ですからね。このレベルを打ち、このレベルを抑えないと。それを肌で感じました。相手はここぞで1本を打つ。勝つために来たけど、もう少しレベルを上げて来年戻ってきたい」主将の梅田は“7点差”の大きさを話した。先発した江村も「力不足でした。マウンドで修正できなかった」と唇を噛んだ。150キロを計測、変化球も楽しみな左腕は2回の5四死球を最後まで悔やんでいた。

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