阪神・村上 投手・石田に浴びた痛打より後悔したのは…「そういう場面をつくってしまったのが悪い」

2023年07月14日 05:15

野球

阪神・村上 投手・石田に浴びた痛打より後悔したのは…「そういう場面をつくってしまったのが悪い」
<神・D>5回、2点適時打を浴び悔しがる村上 (撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神0―4DeNA ( 2023年7月13日    甲子園 )】 雨上がりの甲子園で快投を続けていた阪神・村上が、表情を曇らせたのは両軍無得点で迎えた5回だった。1死二、三塁で石田に先制2点中前適時打を浴びた。6回7安打3失点で5敗目を喫した右腕は、投手に浴びた痛打よりもその過程を悔いた。
 「投手が打者という感覚じゃなくて、普通に野手が(打席に)立っていると思って投げた。打たれたのは仕方ないですけど、そういう場面をつくってしまったのが悪いので…」

 先頭のソトに与えた四球を皮切りに、1死二、三塁を招いた。石田にはカウント1―1から、この日最速149キロを中前に落とされた。4回までは二塁すら踏ませず、わずか37球で無失点だったが、リズムを崩した。6回2死一、三塁でも京田に中前適時打を浴び、下位打線に浴びた痛打で計3点を失った。

 4試合連続でクオリティースタート(6回以上、自責3以下)を達成も、その間1勝3敗。「(前半戦は)そこまで貯金をつくれなかったんで、申し訳ないですし、またやり直したい」。ファン投票1位で選出された球宴を経て、後半戦でのさらなる躍進を見据える。(阪井 日向)

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