ENEOSが都市対抗連覇へ好発進 大久保監督「変な試合はできない」

2023年07月14日 21:48

野球

ENEOSが都市対抗連覇へ好発進 大久保監督「変な試合はできない」
<ENEOS・バイタルネット>バイタルネットに勝利し笑顔で引き揚げる小豆沢(中央)らENEOSナイン(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【第94回都市対抗野球大会1回戦   ENEOS10―3バイタルネット ( 2023年7月14日    東京D )】 前年覇者のENEOSが開幕試合でバイタルネットを下し、連覇に向け好スタートを切った。大久保秀昭監督は「社会人野球の良さを伝えるような試合にしたいと思っていた。声出し応援もあって、この大会を盛り上げるために初戦は変な試合はできない」と逆転勝ちに納得の表情を浮かべた。
 「4番・DH」で先発出場した11年目のベテラン・山崎錬は「都市対抗はチームが勝たないと意味がない。10―9だろうと1―0だろうと勝つことが大事。四球も取ることができて、チャンスで一本打てたのは良かった」と振り返った。

 開幕前日の練習後。大久保監督はミーティングで連覇への決意をナインに語った。11年に優勝し、12、13年にも決勝に進出したJR東日本、21年に優勝し、昨年も決勝まで勝ち進んだ東京ガスを引き合いに出し「強いチームは(連覇の重圧に勝って)最後まで行ける」と鼓舞。山崎は「監督は連覇していますし、説得力がある話でした。“地に足をつけてやっていこう”と言われていた」と振り返った。

 打線が13安打で10得点。投手陣は柏原、加藤、関根の3投手のリレーで上々のスタートを切った。大久保監督は「柏原はゲームをつくってくれたし、加藤が流れを持ってきた。出た選手は役割を果たしてくれた」とねぎらった。(川島 毅洋)

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