Rソックス・吉田正尚 4試合連続安打も、チームは接戦落とし7月初の連敗 打率・317で首位浮上ならず

2023年07月20日 07:22

野球

Rソックス・吉田正尚 4試合連続安打も、チームは接戦落とし7月初の連敗 打率・317で首位浮上ならず
5回1死一塁、右翼線二塁打を放つレッドソックス・吉田(AP) Photo By AP
 【ア・リーグ   レッドソックスーアスレチックス ( 2023年7月19日    オークランド )】 レッドソックスの吉田正尚外野手(30)が19日(日本時間20日)、敵地オークランドでのアスレチックス戦に「2番・DH」で出場。5回の第3打席で4試合連続安打となる右翼線二塁打を放ったが、チームは接戦を落とし、7月初めての連敗となった。吉田は4打数1安打で打率は・317となった。
 確実に結果を出した。3-6と3点差に迫った直後の5回1死一塁、アスレチックス先発の左腕・ウォルディチャックが投じた初球、外角へと逃げていくスイーパーを巧みなバットコントロールでとらえた。打球速度103・4マイル(約166・4キロ)の強烈な打球はあっという間に右翼線へ。二塁打で1死二、三塁と好機を拡大すると、次打者・ターナーの二ゴロの間に三走が生還。チームの追加点に貢献する貴重な一打だった。

 勢いは止まらない。14日(同15日)のカブス戦で、メジャーでの日本選手最長となる8試合連続マルチ安打を記録した。翌日の試合は無安打に終わったが、1試合の“休息”をはさんで、4試合連続安打。またしても安打の量産体制に突入した。

 試合前の時点で打率はリーグ3位の・3179。この日の試合を終え・3171で、リーグトップに浮上することはできなかったが、好調は持続。長打力と確実性を併せ持つ吉田が、プレーオフ圏内へとチームを引き上げていく。

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